「夫が樹木葬を希望していた、と思うのですが」
と尋ねてこられた奥様がいらっしゃっいました。
希望していたと思う?
ってどういうことかとお話を伺うと
配偶者様は1年前に逝去され
進行の早い病で、告知から2ヶ月もないうちにこの世を去られたそうです。
告知からご逝去まではあまりに早く
銀行口座や車の所有権の整理をするだけで精一杯で
どんなお墓に入りたい、なんて話をする暇は本当になくて
生前、お元気な時にテレビで自然葬を扱う番組を見ながら
「俺こういうのがいいな〜」
としきりに言っていらした、ありし日のご夫婦の晩酌の記憶を頼りに、東京から那須の丘にお越しになりました。
ご遺骨を粉骨することについて
3人の息子さんたちに相談されたところ
親父と母さんの好きにするのが1番いいよ
骨の形が無くなるって?
俺たちはそんなことで
親父を忘れたりしないよ!
そう笑いながら、肩を押してくださったそうです。
故人様、息子さんたちと
お会いするのを楽しみに
春を待ちます。
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