お母さん 2 | 風になる

風になる

さっちゃんです♡

よろしくお願いします(^ ^)

母が亡くなり
通夜、告別式を行なった

通夜では
母と一緒に働いていた看護師の方や
母とも、わたしとも
一緒に働いた師長さん達が来てくれ
思い出話や労いの言葉をもらった

翌日の告別式で
母ともわたしとも親しかった女性が
お寺へ来て、棺の中の母と会うと
わたしに憎しみの眼差しを向け
『あんたが、お母さんをこんなにしたんだ』
と言い放った

棺の中の母は
その女性と会っていた頃の
ふっくらとした面差しでなく
痩せこけ、小さくなった人だった

その姿を見て
わたしが母をし に追いやった
と言わんばかりの表情と
憎しみを込めた言葉だった


この時は
彼女の言葉や表情が
わたしを傷つけた

ここまで来るのに
わたしだって苦しんだ
そんなことも知らないくせに
わたしを罵る
お前に何が分かるんだ

 。。




母が他界して18年ほどが過ぎた

実のところ、母に対して
いまは、罪悪感や可哀想と思う氣持ちは
ずいぶんと薄くなっている

また、わたしを傷つけた
と思った彼女の事も
もう、どうでも良くなっている
(一時は憎んだりしていたが)




すべてのことが
自分に還るための出来事なんだなぁ
そんなふうに思えてくると

悲しかったことも
辛かったことも
苦しかったことも
情けなかったことも

しょうがないよなぁ

そう思うようになった







天が赦そうが赦すまいが
己が赦せば、それで良い

罪など、はじめから
なかったのだから🍀