・超三極管接続アンプは電源回路を強化する必要性はありますが、6BM8などのMT管でも図太い低域を再生することができ、小型かつ安価で形成できるというメリットがあります。
・全段差動アンプは、プシュプル構成であり、回路が複雑になりますが、バイアスを定電流回路で形成させるため、信頼性が高く聞き疲れしない音質を提供してくれます。
・OTLアンプの特徴は出力トランスがないことから、10~100KHzまで歪のないフラットな周波数特性と、高出力の割りに軽量で構成できるということでしょうか?(夏場はヒータの熱に悩まされますので、冷房完備の部屋でないととても聴いてはいられません。逆に冬場は暖房の代わりをしてくれますが・・・)
・211などの高電圧大型管を使用したアンプは、繊細な高域の再生能力に特徴がありますが、1000Vを超えるB電圧を必要とするので、試験調整には取り扱いに勇気を必要としますので、私のように気の弱い人間は2度と扱えないアンプと感じました。
この数十年間、究極の真空管を求めていろいろな球種、異なる回路構成で真空管アンプを作成してきましたが、落ち着くところはこのアンプのように「シンプル イズ ベスト」と言うのが結論かも知れません。
(回路構成)
*自己バイアス(Ib=60mA)
*無帰還
*ALL DC点火
*B電流遅延(30sec)回路(タイマー用IC C1555)
*ダイオード全波整流
(主要部品)
*300B JJエレクトロニクス
*6SN7 GE
*出力トランス タムラ F2007
*電源トランス タムラ PC-3004
*チョークコイル タムラ A4004
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