昨年12月15日、出石へ行って来ました。
出石といえば蕎麦屋さん。皿そばで有名ですね。蕎麦屋さんの数がすごいです。40軒以上です。
町中だけでも蕎麦屋さんがたくさんあるので、迷います。でも、事前に、出石で働いていたことのある友人(国語の先生から観光業へ転身)からオススメの蕎麦屋さん情報を得ていたので、そのリストから選びました。
町の中心にある辰鼓楼近くの駐車場に停めています。1日500円。
駐車場に併設のお土産屋さんでは、デザートも蕎麦だらけ。
辰鼓楼です。
観光サイトでの説明文です。
辰鼓楼は明治4年(1871年)旧三の丸大手門脇櫓台に建設された鼓楼です。当時は1時間ごとに太鼓で時(辰)を告げました。明治14年に藩医、池口忠恕氏が大時計を寄贈してからは、時計台として親しまれ、今では三代目の時計が時を刻み続けています。
8時と13時に鳴るらしいです。
あと2時間もあるので、まずは混雑する前に蕎麦屋さんへ。ランチタイムは混雑するので、オープンアタックをします。
町中の蕎麦屋さんの数がすごいです。もし、面積辺りの蕎麦屋さんの密度のランキングがあれば、かなり上位に入るでしょうね。面積辺りの蕎麦屋さんの数だと都市部もけっこう多そうなので、人口辺りの蕎麦屋さんの数ランキングならかなりの上位でしょうか。
もしかしたら、日本一?
今の天皇皇后両陛下がおもちを召し上がられたお店。蕎麦じゃなくておもちなんですね。辰鼓楼の近くなのと、地元産の蕎麦粉というところも惹かれます。
先述の友人によると、国産蕎麦粉のお店は多くても、地元産の蕎麦粉のお店は少ないらしいです。
友人のリストにも入ってました。
お向かいも蕎麦屋さん。玄さん。
食品サンプルの皿そばがかなり黒いです。でも、写真の皿そばはさほど黒くはなく、どっちでしょうか。
お得情報があります。出石皿そば巡りです。
2000円で、3皿✕3店で食べ比べができるみたいです。楽しそうですよね。
とても興味深いんですが、後の予定があるので、1店勝負にします。競馬の1点勝負みたい(笑)
お店の外観でいちばん気に入ったのは下の写真のこちらのお店。いかにも古い城下町の老舗という風格がある素敵な建物で、角度限定になりますが、時代劇に使えそうです。
でも、目的地はここではありません。
私が決めたお店は、そば庄さんです。開店直後の11時過ぎに行きました。ここを選んだのは、国産蕎麦粉使用というところと、大好きな1品があることです。
ちょっと離れていて、中心部からは少し歩きます。
オープンアタック大成功。先客は老夫婦一組だけ。
駐車場がけっこう広くて10台以上は停められるので、街歩きをせずに蕎麦屋さんだけなら、ここに停めるほうが良いですね。
囲炉裏にも惹かれますが、座敷が空いているので、座敷でゆっくりいただきます。
まずは、メニューをじっくり見て検討します。遠路はるばる来たので、メニュー選びは真剣勝負。
5皿を超えたら、1皿単位で追加できるのは良いですね。
これも大好きなだし巻き卵。ジュワ~と出汁が染み出す焼き立てのだし巻き卵。めちゃくちゃ美味しかったです。
皿そばとほぼ同時にそばがきがきました。そばがきはしっかりめにボリュームもあるのが、とても嬉しいです。
モチモチです。蕎麦の香りもしっかり濃くて、噛めば噛むほど良い香りと味が広がります。
写真のだし巻き卵の空いた皿の右側の小皿はそばがきのタレ。しょうゆっぽいタレとワサビが入っています。もったいないからワサビは使いましたが、何もつけなくてもめちゃくちゃ美味しかったです。
そばがきのボリューム感がしっかりあるのが嬉しいです。