2010年、廃業した鍬渓温泉が、いつの間にかリニューアルして復活していたことを知り、オープンダッシュするべく、兵庫県小野市へ、平日に出かけてきました。おそらく15年ぶり。以前は、同級生4人で行った記憶があります。
オープン15分前に到着。余裕の一番乗りかと思いきや、すでに数台のクルマ。
中高年、朝は強い! 真新しい建物。『きすみのの郷』
近くに、源泉井戸。歴史も古く、戦国時代から。
以前は、プレハブのような仮設っぽい建物でしたが、面影はなく、場所もほんの少し違うような気がしました。
建物の中には、既に数人が支払いも済ませた状態で待機。写真は無理なのでしょうか?
私も、支払いを済ませているうちに、ややフライングでオープン。
こうなったら、得意の高速脱衣で、一気に浴室一番乗り!と思っていたら、ライバルのおじいさん、なかなかの高速脱衣ぶりで、二番に甘んじてしまいました。
浴室は、さすが新築!ピカピカですね。
以前は、七福神様のどなたかの像が飾られているそばに1つステンレス製の浴槽が置かれていて、素朴で、味のある浴室でしたが、今は、かなりスタイリッシュな浴室ですね。
含鉄ナトリウム塩化物泉。14度の鉱泉を沸かして使用。残念ながら、循環していますし、以前の記憶の濃さがなく、薄まっているようなので、加水か濾過していると思われます。
まだ、それほど、いろんなおじいさんのエキスが染みてないと信じて、ほんの少しだけ、味見。鉄分が感じられ、塩分もあり、いい感じですね。
非加熱源泉が出てくる湯口があれば素晴らしいですね。
露天風呂はないですが、外に裸で出てクールダウンできるのは、いいですね。
人が居なくなったスキに撮影。ピンぼけ、ごめんなさい。
ああ、気持ち良かったです。
小さな休憩室もありますが、湯上がりのお楽しみは、食事です。座敷は落ち着きますね。
ここの食堂の名物は、地元産の蕎麦粉を使った蕎麦!もちろん、大盛です。 お店の方が『うちの大盛は、すごいですが、大盛で大丈夫ですか?』
もっちい『もちろん大丈夫です!かけ蕎麦の大盛、お願いします。』
玉子焼も追加します!
2玉の蕎麦を入れてある大盛は、たしかに、すごい量!
そして、しっかり蕎麦の香りがして、とてもおいしかったです。
かき揚げも、出汁が染みておいしかったです。
セルフで蕎麦湯が飲めるのも嬉しいです。注文したのはかけ蕎麦ですが。
あっ、メニューをよく見ると、10割蕎麦もありますね。
次、来たら、これに10割蕎麦にしたいと思います。もちろん、大盛!このくらいの大盛ならまだいけますよ。
ああ、おいしかったです。ごちそうさまでした。
平日にもかかわらず、昼時には満員になるくらい、地元に愛されている温泉なので、復活できたのでしょうね。
館内はきれいですし、以前はなかった食堂もできて、楽しみも増えています。
温泉ファンとしては、以前のように、プレハブ小屋でノートに記帳してから、湯小屋に移動して入浴するスタイルは、ワクワクして良かったですが、地元産の蕎麦を使った蕎麦を食べられる楽しみが増えたのは大きいです。
鍬渓温泉きすみのの郷、とても嬉しい復活です。