ブルーマンデー終了。
いくつになっても嫌なもんだ、月曜は。
・・・
昨日天気良かったし、カフェでまったりと過ごすいい女が居そう・・
と思って街に出かけた。
オッ、まぁまぁかな?
と思う娘の隣に座り、素早く観察した。
脚、超キレイ!
脚フェチではない俺でもいいなぁと思うんだからフェチの人にはタマラナイかも。
脚にすがりつき、すりすりしている自分を妄想していた。
うららかな日曜日のカフェ。
他人から見れば、よもやこの馬鹿ハゲ中年が真っ昼間から欲情しているとは思うまい。
それほど似つかわしくないスポットだ。
・・・
「フランス語勉強してるの?」
「えっ?そうですけど・・」
「難しいんだろうね、凄いねフランス語なんて」
「そうですね。でも、まだ始めたばかりなので私もよく分かってないですよ(笑)」
「そうなんだ、でも始めの頃って進歩も大きいし、ヤリガイあるよね」
「それはそうかも。でももう自信無くしてますよ」
「ホントに?こんな天気のいい日でも勉強してる人が?」
「ウン、難しいんです・・・ちょっと無理かなって弱気モード入っちゃって・・」
「入っちゃって、・・・でもやらなきゃみたいな?将来向こうに行くの?」
「・・ええ、留学するつもりなんですけどね・・」
「フランスで恋をするの?」
「アハハ、ベンキョウですよ~」
「でも、恋もしたいでしょ?」
「それはど~かなぁ(笑)ま、それは行ってからの話ですよね。」
「確かに。でもするよ、貴方なら。俺の経験で分かる」
「経験で?(笑)経験お有りなんですね」
「留学って意味じゃなくて、人生経験ってことだよ」
「わかりますよ、大人ですもんね」
・・・
この娘は話が通じる、と思った。
そしてフランスに行って女を磨いて欲しいと素早く思った。
「いいねぇ、これからが楽しみだね、是非フランスに行って女を磨くといいよ」
「アハハ、そうですね、”女を磨く”っていいですね」
「そ~だよ、女を磨くんだ、いい恋をしてね」
「ふ~ん・・・」
・・・
本音は”俺が”磨いてやりたいところだ。
「ゴメン、勉強の邪魔したね・・・
そ~いえば”女を磨く”ってフランス語でなんて言う?」
「え~っ、なんて・・分からないです」
「俺も今は思い出せないけど、来週末あたりなら思い出せるかも知れない。
来週の日曜また来るよ」
「アハハ、いいですねそれ、サスガ経験豊富」
「Ciao、これイタリア語ね」
「フランス語でも言いますよ」
「・・・もちろん知ってるよ、じゃ、また」
・・・
しまった、彼女の立ち姿を見忘れた。


