初めて聞いた病名でしょう?
なんだか分かりますか?
本態性というのは、わけが分からないということ。
振戦はふるえのこと。
よくアル中の人が、酒が切れるとぶるぶる震えるでしょう。
酒を飲んでもいないのに、手とか頭、ひどい時には身体まで震えます。
前からその傾向はあったのですが、
内科では分からないといわれました。
そりゃそうだ、本態性ってわけが分からないってことだも。
うつで最後に入院した親切な女医さんに相談してみた。
精神科で診る事は出来るんだけど、というか昔は診ていたんだけど、
神経内科という科が出来てからは、そっちで診るようになったそうな。
パーキンソンとか、自律神経の、特に交感神経の働きが高まると
震えることがあるんだって。
よく、激しく怒ったり頭に来たとき、ぶるぶる震えるでしょう。
そんな感じだから、字を満足にかけなかったし、
でも精神科の親切な女医さんが神経内科に紹介状を書いてくれたから行ったよ。
パーキンソンかどうか、脳のCTとかMRI撮ったり、震えの速度を量ったり、
文字を書いたり、あちこち叩いて反応を見たり、色んな検査した。
で、パーキンソンより震えが少ない、脳もきれいで異常なし、
叩いてみた反応も特におかしくない、ということで付いた病名が、
本態性振戦
わけが分からないとはいえ、一般にβ遮断薬を使うと改善されるんだって。
アルマールって言う、高血圧な人が飲む薬なんだけど。
だから、脈拍が下がることがあるから、血圧に気をつけてねって言われた。
ひどい震えだったけど、1週間薬飲んだら落ち着いた。
今は飲んだり飲まなかったりしてるけど、全然大丈夫。
震えで悩んでいる人は、ぜひ神経内科に行ってくださいね。
アル中だなんて誤解されたら、マイナスですからね。
病名を知ったらこっちのもの、
ネットで調べまくって、もし震えるようなら、
「本態性振戦という震えの病気なんですよね」と堂々と言えるよ。
ネットで、同じ症状の子供を持つ親が心配してるのみつけたから、
変な誤解されても困るから、神経内科行きなさいって言ってあげた。
やっぱり私と同じ病名付いたよ。
世の中、いろいろ病気があるから大変だよね。(>_<)
特に精神や神経の病気は目に見えないから、
他の人に誤解されて嫌になるしね。