ケンカ？

久々のバカップル話。


私は体型にコンプレックスがある。
彼は私より結構年上なのを気にしてる。

モト君が、

「なんか体の調子が悪い。関節痛いし、胃も痛い。」

「風邪・・・じゃなくて年？」

（ムムム）

「なんかナヴィ族みたい・・・」と私の胸の方を見る。

※映画アバターのナヴィ族は胸が小さい。

（むむむ～～）

「何それ～～～！」

「そっちが年なんていうからだろ～」

「だって、関節痛いとか年取ったら出る症状じゃん。」

「あのな～」

「女性に体型のこと言うなんてひどい！」

「年のことだってひどいだろ～」

というわけでしばらく互いの主張を繰り広げの言い合いに。
そして、言い合いが終わらないので。

「うん、分かった。ごめんなさい。」とぺこり。

「俺もごめんなさい。」とぺこり。

あっさりお互い、ごめんなさい。

「もういい？」

「うん、いい。」

「じゃ、でかけよっか（＾＾）」

で、笑いながらお出かけ。

バカップルのケンカプレイになってしまった（笑）

距離置き期間

今まで平日は毎日一緒に帰って、
週末も会って・・・と毎日過ごしてた私たち。

距離置き期間は1日おきに会ったりしてた。
週に3日は2人の時間があるんだけどね、
それでも私たちには”離れてる感”があった。

たった1日会わないだけでも寂しい。

「会いたい。でも我慢する。
タエコに辛い想いさせたくない。」

モト君はそういって我慢してくれたよ。


1人の時間があると私の心の混乱はちょっとずつ治まっていった。

モト君に会いまくって、
たくさんの感情がどんどん生まれて、
苦しいくらいに心と頭の中いっぱいになっていたのが、
会うのを減らすことで徐々に感情も落ち着き、
腹8分目くらいになっていった。

会わない日がある分、
会うのをお互い楽しみに大切に感じて、
手をつなぐことや会話することがすごく幸せだって気付いた。

10分でも会えることが本当に嬉しかった。

会った日は、
「今日は会ってくれてありがとう。」
「タエコ、大好き。笑顔を見せてくれてありがとう。」
そんなやりとりをしてた。

また2人で笑える日々に戻っていった。

少しずつ距離を変えてみる

彼にありのままの気持ちを送った。


感謝の気持ちと”距離を置きたい”の意味。

「心の距離でなくて、物理的な距離を置きたいんだよ。

モト君の前で笑顔でいたいから。

だからメールも電話も今まで通りしたい。
ただ、今は会うと好きで苦しいから会うのを少し減らしたいよ・・。」


私のわがままを彼はどんな風に受止めるだろう。
彼の心を傷つけたいわけじゃないのに・・・。


次の朝、不安な気持ちで目が覚めた。
そしてモト君からメールが来た。

「おはよう。タエコ、ありがとう。今日も大好きです。」


私の気持ちをちゃんと受け取ってくれて、いつも通りのメールをくれた。

ありがとう、ごめんね。



朝、モト君から電話がきた。

「今日、送ったらダメかな？」


モト君はしばらく用事が会って会えないんだっけ・・・。
少し考えて「送ってもらうだけならいいよ」って答えた。


距離を置く。からといって、拒絶して”しばらく会わない。”わけじゃない。

気持ちを確かめるとか、嫌いだからとか、
そういうために距離を置くわけじゃないから。


送ってもらったけど、
以前のようにべったりくっつくことはできなかったし、
短い時間しか過ごさなかった。


それでも、モト君は
「笑顔を見せてくれてありがとう。会ってくれてありがとう」
って言ってくれた。


それからしばらくは毎日会うのを控えて、
くっつくのもやめて、
一緒にテレビを見たり、話をしたりして過ごしました。

感謝と不安とありのままの私

モト君に「距離を置きたい」と伝えて、家に帰った。

明日から私たちはどうなるんだろう・・・。


モト君にとっては、
”好き＝どれだけでも一緒にいたい。”だから、
”距離を置いても平気＝気持ちが冷めること”だと思ってる。


違う。そうじゃないんだよ。


ただ、心休みなく、
幸せと寂しさのジェットコースターを味わい続けて
余裕がなくなってるんだよ。

疲れてるときはマイナスな感情に負けてしまう・・・。

だから、気持ちを冷ましたんじゃない。
モト君の想いや願いを拒否したいんじゃない。

彼を好きでいたいから、笑顔を見せたいから、今は距離を置きたい。

この気持ちをちゃんと伝えないと、
彼の心が傷ついたまま、2人の間にわだかまりができて、
本当に終わってしまう。


・・・・それから長い長いメールを書いた。


最初は彼に感謝してることを。

私のために彼のほとんどの時間をくれた。
いつでも私を見守って支えてくれてた。
私が悲しみことは無理をしてでもやめてくれた。
私の前で心を吐き出してくれた。

胸が締め付けられるほど愛しい想いを教えてくれた。
自分を見失うほどの寂しさを教えてくれた。

そして好きになってくれた。


普段ちゃんと言えなかった”ありがとう”の想いを書き出した。

それから、今のボロボロな自分のこと、
普段ははっきり言えない本音（不安に思うこと）を書いた。

そしてごめんなさい。と。


呆れられてもいいから、ありのままの想いを伝えた。


彼に伝わるといいな。

距離を置きたい・・・。

モト君と私、2人の関係を今はまだ堂々と言える状況ではありません。

お互い大好きでたまらない分、
嫉妬や独占欲で苦しい想いに心が壊れそうなときもある。
それでも「苦しい。」より、「幸せ。」の方が大きかった。


だけど、とうとう「苦しい」が上回り・・・。


会うと、触れると、「離れることが怖い。」
ただ怖さだけが心に焼きつく。


毎日会ってくれるのに、
「大好きだ」って言ってくれるのに
モト君が離さずがんじがらめにしようと必死な私。


好きすぎて会うのが辛い。なんて思い、初めてで・・・。


モト君は辛いならたくさん会う。って会ってくれたけど、
それでもダメだった。

「距離を置きたい。」

モト君の顔から表情が消える。

「・・・距離を置くってことは、”終わる”と思うよ。それでも？」

「苦しくて・・・会うのが辛いんだよ。」

毎日会ってた私たちにとって、
会わないという言葉は”別れ”になると本気で怖かったけど、
このままいると私が壊れてしまう・・・。


どうしようもなく好きで、
独占したくてたまらなくて、
冷静にもなれなくて、
どんどん醜い心が湧き上がってくる。

もうワケが分からない。


ボロボロの私は疲れた顔したモト君にバイバイして家に帰った。