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その日はとても仕事にならなかった。昼ごろ、ファンから連絡が入った。インが入隊している部隊の近くでヒョリンが逮捕されたと。インに助けを求めたらしいが家族でもない彼女は会うことは叶わなかった。様子がおかしいため、職質を受けて逮捕されたらしい。チェギョンも事情聴取に警察に連れて来てほしいということだった。マンションへ帰るとミレと一緒にお昼寝の最中だった。姉さんに事情を話し、ミレのことを頼みチェギョンを起こした。シン: チェギョン、ヒョリンが逮捕された。チェ: ・・・シン: 今からこの前の件の事情聴取を受けなければならない。チェ: ヒョリンに会うの?シン: いや、会わない。あの日あったことだけを話せばいいんだ。 できるか?チェギョンは首を縦に頷いた。警察署に着くとファン、ユル、ガンヒョンがいた。ガン: チェギョン、大丈夫?チェ: うん。大丈夫。そう言うとシンと2人で部屋へ入って言った。ある程度の状況は目撃者が多くいたためにスムーズに進んだ。しかし、最後にチェギョンが爆弾を投下した。チェ: ヒョリンに会えますか?シン: おまえ!!会う必要はない!!!扉の外まで聞こえるシンの声にガンヒョンたちはまたチェギョンの爆弾が投下されたと思った。3人も部屋の中に入った。チェ: だって、ヒョリンは知らない人じゃないんだよ。 シン君、私たちはいつまでヒョリンに縛られなきゃいけないの? ヒョリンだってきっとシン君や私から卒業したいと思ってるよ。 でも、きっと自分ではできないんだよ。 なら、私がさせてあげる。どんなに今ヒョリンが私を憎んでもきっと分かるときがくるよ。ファン: シン・・・シン: 分かった。2人で会うなら。2人でさっきまでいた部屋とは全く違う粗末な扉を開けた。開けた途端、飛び込んできたヒョリンの姿はキャバ嬢以外何者でもなかった。ヒョリンはスッと頭を上げて、その途端シン君に近づこうとした。チェ: 私の主人に近づかないで!!!ヒョリンはキッと私を睨み、私に向かってきた。シン君は私とヒョリンの間に立ちはだかった。シン: 妻に手を挙げるのは許さない。ヒョリンはそのまま私を睨みながら、壁に寄りかかった。ヒョ: 何しに来たのよ?!チェ: ヒョリンは私に言ったわよね。 私のが品格をあって皇太子妃に相応しいとそんなあなたの成長を拝見したくて。ヒョ: それは嫌み?チェ: いいえ。あなたのその自信に満ちた態度は変わらないわ。 でも、そのあなたの態度は今は自信ではなくて虚勢に見えるわ。ヒョ: あんたが私の幸せを奪ったのよ。チェ: 幸せって何よ!幸せになるための努力すらしない人に幸せなんてこないよ!! 人のせいばかりせずにはい上がってきなさいよ! ミン・ヒョリンは一体何者なのよ!! 私の知ってるミン・ヒョリンは夢のために皇太子のプロポーズを断った人間よ。 誰から後ろ指を指されようが怯まずにどん欲に夢に向かっていった。 そんなあんたを私は尊敬してたわ。敵わないとも思った。 お・・願いよ・・・。もう・・前を向いて・・。 シン君が・・・ユル君が・・イン君も・・苦しいのよ。 もう・・・もう・・・ヒョリン・・・あなたを庇えない・・・ ごめんなさい。チェギョンは大粒の涙を拭うことなく、床にボロボロとこぼしスカートの裾を握っていた。