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宮城県横断釣り三昧コース、第三弾の続き。
ここからは後編。
『モンスター出現編』
朝の鳴瀬川釣行から帰宅後、装備の入れ換え。
しっかり休んでから、夕方のサーフインに
向けて出発。
いつもより早めにイン。
ちょうど、サーフに降りた時に帰っていく人がいたので、話を聞いてみると渋いらしい。
あ、ちなみに…マスク着用してます。
そうなのか。
なるほど。
渋いのか…
確かに気温は低いしな、なんて思いながら釣り開始。
いつものジグ、いつものアクション。
カラーは、とりあえずゴールド系投げとけばなんとかなるだろうという安易な考え。笑
開始からおよそ20分。
リトリーブ中に突然、
ゴン!!!!!!!!!!
と、重くなる。
動かん…。
根掛かりかぁ…(-_-;)
まったく動かない。
引きもしない。
ここで根掛かりとは珍しいなぁ。
なんて思いながら、ロッドを煽ってみる。
……???
ちょっとずつ寄ってる…?
ジワジワ寄せれるぞ?
なんだ?
根掛かりじゃない…?
けど引きは無いから…
巨大蟹か?
交尾中の蟹は2杯くっついてて重いから、それかな?笑笑
もしくはゴミ?流木とか?
なんて思いながらジワジワ寄せてると…
ゴンゴンゴンゴンゴン!!!!!
嘘だろ。
まじか!?
引いてる引いてる💦
根掛かりでも蟹でもゴミでもない
魚だ…
やべぇ…なにこれ?
こんなに動かない魚って何?
何が釣れてんの?
怖いんですけどーーーーーー
ジワジワ寄せて、ガンガン引っ張られてを繰り返す。
走ってる感じの引きじゃなくて、首振ってるような感じ。
そしてまた、まったく動かなくなる。
びっくりするくらい、ボトムに貼り付いてんの?ってくらい動かない。
で、またジワジワ寄せれるようになる。
結構手前まで寄せて来た所で、
前触れ無く、痛恨の、
ラインブレイク…
だあぁぁぁぁぁぁ!!!!!
サーフに響く俺の悲鳴。
向こうが動いたからか、こっちが強引に引いたからなのか…
ショックが大きすぎて正直、記憶が…あまり無い。
中井貴一くらい記憶無い
リーダーごと持っていかれた。
ラインブレイクと同時に左前方、距離10m無いような所で、水面がバシャ!!
やっぱり魚だ…
姿は見えず、結局正体は分からなかった。
手が震えていた。
興奮とショックの両方。
あれはなんだったのか?
寄せれない化け物。
シーバスとかならもっと走るような?
巨大マゴチならもっと首振るような?
エイのスレとか?
一番考えたくないのは…
座布団ヒラメだったかも、という事。
その後は、全然反応無し。
しばらくして、やっとアタリが。
しかし、これは乗らず。
そしてやっとの事で、マゴチを1匹キャッチ。
週末はモンスター狩りです。
その事ばかり考えながら、仕事をする日々。
もう会えないかもしれないとは分かりつつも…
行かずにはいられない。
一期一会、一魚一会とはよく言ったものです。
この数日、悔しくて寝付きが悪いです笑
寝る前に思い出すと、モヤモヤして寝れなくなる笑
