小岩麦子 堀北真希
小岩憲男 松田龍平
小岩彩子 余貴美子
ミチル  麻生祐未

特別な事件が起こるとか、そんな映画ではないんです。
麦子の前に、小さい頃家を出ていったお母さんが突然現れて一緒に暮らす事になります。
どう接して良いかわからず、素直になれないまま、お母さんは末期がんで死んでしまいます。
そして、納骨の為に、お母さんの故郷を訪ねるわけです。
そこで、お母さんの事を知る街の人から、いろんな事を聞き、自分のお母さんについて知っていきます。
最後は、お母さんのお墓の前で素直な気持ちになり、初めて涙するという話しです。

何でもない映画なのに、なんだか引き込まれてしまいました。
それは、堀北真希さんの演技力だと思うんです。
まるで演じていないような自然な感じが、感情移入してしまうんだと思います。

最後、ミチルさんにお墓のまで素直な気持ちを出して、初めて「お母さん」という場面は、涙が止まりませんでした。

挿入歌の松田聖子さんの赤いスイートピーもとても良いんです。

お母さんに会いたくなる映画です。
おすすめです。