皆様(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
天気予報によると
明日からまた雨だそうで。
なんとか台風はそれてくれそう
だけど房総半島かするコース
みたいで不安が山盛りです。
大丈夫なのかしら…
てかこんな時期に台風って来るっけ?
時期外れの台風もそうだけど
長雨のせいで駐車場の片づけが
全然捗らないぜ。
雨で寒いとか最悪ですわ。
そのせいなのか不明ですが
関節やら腰やらが痛いオイラです(´・ω・`)
準備運動マジ大切。
今回はスカイラインの
アクチュエーター交換作業です。
そもそもアクチュエーター交換に至った理由が
ブーストの不安定。
車種はHCR32のスカイライン。
エンジンRB20のターボ。
エンジン、タービン共に純正です。
ブーストがかからなかったり
逆にかかり過ぎたりするんなら原因が
わかるのですが
今回のケースはサーキット走行時に
症状が出るケース。
走行後約30分くらいするとブーストが
かからなくなってくるらしい。
全然かからないのではなくて
今まできっちり設定ブーストまで
かかっていたのに30分くらい走行してると
落ちちゃうみたい。
このスカイラインは社外ブーコンがついて
いるので設定をいじくってみたけどダメ。
しかも困った事に
一般道や高速道路では症状がでないのです。
これじゃ
なかなか症状判断が厳しいですね。
症状出すのにサーキット行く訳にも
いかねーし。
出来る限りのチェックをしてみて
とりまアクチュエーターが怪しいと。
という事で
交換してみます。
【!注意!】
オイラはアクチュエーターと呼びますが
アクチェーターとも言うみたいです。
アクチュエータとも言うみたいです。
どちらも同じ意味だと思います。
プリンターがプリンタとか。
ドライバーがドライバだったり。
以下アクチュエーターで書きます。
でもオイラはプリンタはプリンタって
言うなぁ…w
せっかくなんで強化アクチュエーターに交換。
純正の中古にしようかとも思いましたが
この年式だと程度の良いのも無かったのも
理由の一つ。
本来なら故障した部品を社外パーツで直すって
事はダメ。
きちんと原因をつかんでいればいいんだけどね。
そもそも
このオーナー様はブーストをアップするより
レスポンスを重要視するお方。
まぁ純正タービンですから
そんなに上げられないしね。
そんなオーナー様の強い要望により
強化アクチュエーターにする事になりました。
HKSの強化アクチュエーターなら
レスポンスも上がるらしいです。
さて早速交換していきましょ。
純正アクチュエーター
エンジンルームから覗くと
タービンのあたりにチラッと見えます。
まず純正のアクチュエーターを外していきます。
HCR23のRB20DETの場合、
タービンは外さずアクチュエーターだけ
取り外す事が可能です。
簡単に言いますけど
アクチュエーターまで到達するまで
パイピングやら、その他諸々を外しますけどね。
インテークパイプなどを外し
遮熱板を取り外したところです。
アウトレットが東名さんところのが
ついてますね。
ちなみにタービンは純正ですが
一度交換した経験があるそうです。
その時にアクチュエーターも一緒に
交換したらしいです。
実はけっこうRB20のアクチュエーターの
トラブルって多いんですよ。
年式が年式なんで
古さでダメになったと思いきや
けっこうR32が現役時代にも交換した
記憶があります。
なぜかオイラはC33のアクチュエーターを
よく交換した記憶があるぜ。
すんごいわかりづらいですけど
アクチュエーターをフリーにしたんですが
なかなか取り出せません。
知恵の輪のようにすると取り出せます。
コツは…
文章だと表現しにくいです。実際
やってみるとわかるんですけどねw
無事摘出
例によってロッド部分は
タービンの熱によってサビサビです。
ロッドとバイパス(スイングバルブステー)
をつないでいるCリング
(Eリング?)はサビてボロボロになっていたので
外したと同時に崩れ落ちました。
CリングはHKS強化アクチュエーターに
ちゃんと付属されているので大丈夫ですよ。
どうしてこんなにモロに熱が加わるパーツを
ステンとかで作んないんだろうね。
コストの問題?
ステンだと鉄と膨張率が違うからとか?
なんででしょ。
色々エアー入れて動かしてみたり
したけど問題なさそう。
見た目的にも大丈夫そうだけど
アクチュエーターって実際タービンに
つけて作動してみないとわからんね。
走行30分後におかしくなるって
熱によって内部のダイヤフラムが
やられてるのかも。
カシメてあるから分解できないぜ。
分解しようとすればできない事もないけど
分解時にダイヤフラム傷つけちゃって
原因わからなそう。
強化アクチュエーター
付属のステーがあるので
それに装着してタービンに。
HKS強化アクチュエーターはロッドの
長さを調整する事ができます。
その長さによりブーストを変化させる事も
可能です。
要はバイパスさせるタイミングを変える訳です。
ロッドの調整ネジ部分にはスレッドを塗布しておきます。
後から固着しちゃって調整できないなんてオチは
勘弁ですぜ(;´Д`)ノ
HKSの取説によると
ロッドの長さをこのようにすると大体こんなブースト値に
なりますって事。
あくまで目安です。
装着されているパーツにもよりますし
個体差もかなりあります。
実際のブースト設定は必ず実走にて行いましょう。
今回の目標ブーストは0.8~0.9です。
0.85を目安に設定していきます。
先にホースを接続してから装着すると楽でっせw
後からでもできるけどね。
装着
HKSの強化アクチュエーターは純正と比べて
本体が小さいので取り付けはすんなり。
ロッドの位置はこんな感じです。
この上に遮熱板がつくのですが
ブーストの設定をするので
とりまこのままでセッティングへ。
10㎜のスパナとラジペンとスケールを
所持していざ実走に。
5~6回全開走行→調整を繰り返し
良い感じになりました。
今回の場合は
ほぼほぼ取説の長さと同じくらいでした。
調整のネジは1回転でもブーストが変化する
くらいシビアなのでアバウトにやると
やばいくらいブースト上がっちゃったりするので
ご注意を。
あとヤケド注意ね。
タービンの熱って予想以上に熱いでよw
ブーストが決まったので
仕上げに遮熱板を取り付けます。
でも遮熱板をつけちゃうと
後から調整するのにわざわざ遮熱板を
外さないといけない。
それは面倒ですね(;´Д`)ノ
じゃあ着けなくてもいいんじゃね?
って思うのは個人的には無い。
先ほども書いたけど
タービンの熱害って想像以上にあるんだぜ。
着けると面倒!着けないと熱害が!
って事なんで…
遮熱板
遮熱板をマーキングして…
カット!
ちょうど調整ネジのところだけ触れるように
カットしました。
調整時に手が遮熱板に触れる場合があるので
ケガしないようにカット部分は時間をかけて
エッジを丸めてあります。
遮熱板装着
遮熱板を装着するとこんな感じです。
これなら調整も楽々でっせ(・∀・)
ついでに遮熱板の取り付けボルトも
熱でボロボロのサビサビになっていたので
交換しました。
これにて
完成です( ・∀・)イイ!!
セッティングを含め
試乗も数回しましたが
ブーストの不安定な症状は
表れませんでした。
オーナー様は
またサーキットに行く予定があるんで
検証はオーナー様にやってもらいましょう。
試乗して気づきましたが
かなりブーストの立ち上がりが良くなりました。
今までの純正アクチュエーターが
くたびれていたのかも知れませんが
かなり爽快にブーストがかかります。
HCR32も古い車。
アクチュエーターもくたびれてきます。
一度も交換した事のない32なんて
山ほどいるでしょう。
ブーコンつけてなくて
ブーストのかかりが悪いとか
不安定になっていたら
アクチュエーターを交換するのも
リフレッシュの一つでっせ。
オイラのS14も最近ブーストのかかりが
悪い気がするし最大ブーストがコンマ1下がった。
今回の例でオイラも強化アクチュエーター
導入すっかな~ε-(o´ω`o)
そうそう、
RB20より少ないけど
SR20のアクチュエータートラブルもあるんです。
なんだろうね、日産のアクチュエーターが
ダメなのかしら?
ただ単に熱害が酷い構造なのかしら??
詳しい事はわからんが
ダメになったり予備的に交換するにしても
強化アクチュエーターにしちゃうのは
アリだと思いまっせ。
強化アクチュエーターによる
過度のブーストアップは危険なんで
ご注意を!!
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪