皆様(・ω・`*)ノ【。+゜コンニチワ。+】
さっきちょいと外出したら
雪降ってましたけどw
今はもう晴れて雪は止んじゃいました。
夕方とかまた降るのかし?
寒いのヤダなぁ・・・
足先寒いと体の芯から冷えるので
靴用カイロを購入。
使い捨てだけどすごくいい感じ。
でも足先暖まると眠くなっちゃう
オイラです(´・ω・`)
今回はカタナ400のタンク修理です。
スズキ GSX400S カタナ
オーナー様が他店(バイク屋)で購入したのですが
どうも色々気になるところがある様で、
その修理や交換での入庫です。
内容がたくさんあるので数回に分けて
載せる予定です。
カタナはスズキの名車です。
バイク乗りやバイク好きなら
絶対知ってるバイクです。
発表はすごく前で古いものもありますが
再販もして(今は絶版)息の長かったイメージがある
バイク。
カタナと言えばオイラは
これでカタナってバイクを知りました。
↓
まぁこれは1100だけどね。初めて知ったカタナがこれだった。
漫画のなかでも世間的にもよく言われてますが
とても曲がりにくいバイク。
それを速く走らせてる秀吉はサイコーです(´∀`)
カメッ!とか真似しましたねww
※読者様からコメント頂き気づきました。
ヒデヨシのカタナは750でした
誤)1100→正)750
(☆´;ω;p[★ゴメンナサィ★]q
ちなみにオイラはイニDよりバリ伝の方が好きです。
今はカタナっていったらこれなのかな?
↓
これも1100なんですが、こういった漫画のせいで
伝説化しているカタナ。
カタナってデザインが突飛しているので
好き嫌いがでるバイクですね。
スズキ車ってのもあってカタナマニアもいるくらい。
カタナは1100、1100再販、750、400、250と
バリエーションの多い車種になります。
400と250はバンデットというバイクベースですが。
某漫画のせいでカタナ400は
世間ではくそみそ言われちゃってるねw
作者はスズキに恨みでもあるのだろうかw?
カタナは250だろうが400だろうが
素晴らしいバイクだと個人的には思います。
見た目もけっこう好きですね。
セパハンが似合うバイクです。
さてさて話を戻します。
外装で一番気になるのが
タンクの塗装の状態。
反射しちゃってわからんですね。
塗装面がひび割れを起こしています。
塗装の劣化と言うのでしょうか?
画像ではわかりにくいですが
実際はかなり状態は悪いです。
アップ
わかります?
塗装の表面に細かいヒビみたいなのが
あります。
手で触ると僅かにザラザラしますね。
こっちの方がわかりやすいかな?
バッキバキです。
ステッカー(多分警告のステッカー)を剥がした跡も
あります。塗装面にダメージがありますね。
これは気になると言う事で修理ですが、
再塗装をしないといけません。
しかも旧塗装がバッキバキなので
一度旧塗装を剥がしてからの塗装になります。
もちろんバイク車体からタンクを降ろし
塗装します。
カタナのタンク降ろしは
まずシートを外します。
それから左右のサイドカバーを外します。
左カバー
左のカバー(チョークレバーがある方)の固定のネジが
ナメまくってるヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ
こんなん特殊のネジじゃないんだから
換えておけばいいのに。
値段なんかわずかだろうにね。
もちろんプラスドライバーでは取外しできず
バイスで摘まんで外しました。
右カバー
やっと左カバー外れたと思ったら
右カバーの固定ネジもまぁまぁヤバイ。
てかこんなプラスネジが親の敵か!くらいに
締め付けてあったぜ。
当店は最近よくバイクの整備や修理を
するのですがバイク屋整備済みのを見ると
けっこうネジってナメたままなんです。
なんでですかね?バイク屋さんってこういった所って
なおさないの?
オイラなら気になるし次回外す機会の時に
外れなくなりそうだから交換するけどなぁ。
ようやく
左右のサイドカバーを外したら
お次はタンク燃料コックから燃料ホースを
外し、バキュームホースを外します。
タンクの根元(シート先端がつくところ)の
タンク固定ボルトを外せばタンク降ります。
降ろす際にキャップエア抜きホースを
一緒に外すのを忘れずに。
タンクが降りて丸裸なカタナ
こう見るとカタナはオーソドックスな
パイプフレームですね。
性能をとれば角パイプ、アルミフレームなど
強度があるものや軽量なものもありますが
鉄のパイプフレームには味がありますからね。
んで
うちにくる前にオーナー様がエンジンフィンや
カバーなどを磨くのにサンドブラストをかけたらしい。
画像ではわかりませんが
いろんなところにブラストのビーズが入りまくり。
その他の整備もするので
その時にビーズが混入するのは避けたいので
エアーで飛ばすのがいいのですが
オイル漏れやら水漏れやらの跡が
数箇所あるしガゾリンが漏れたのか
シミみたいのもある。
ブラストかけたわりにはエンジンなどが
異常に汚い。
なので
スチーム洗浄しました。
もちろん水が入っては不味い所は養生し
洗浄。
画像はありませんが、すんごい汚れが出ました。
スチーム洗浄をした理由はもう1つあるのですが
それはまた今度にでも…
スチーム洗浄した後は
これでもかというくらいに水分をエアーで飛ばし
さらに1時間ほど天日干し。
ブラストビーズもきれいにとれ
漏れ後もキレイになりました(´∀`)
車体はこんなもんで
あとはタンクの作業です。
いきなりですが再塗装完成です(`・∀・)ь
画像はタンク裏になってます。
タンク裏にポツポツ錆がありましたので
錆を除去。気休めですが錆止めを塗り
塗装しました。
塗装が終わったので
装着して完成なのですが
タンクを載せてエンジン始動(問題なく始動できた)
してアイドリングで放っておいたら
なーんかガゾリン臭い。
最初はキャブからの臭いと思ってたんです。
※買ったバイク屋さんがキャブのオーバーホールを
したみたいです。
でもキャブのフロートケースのOリングを再利用した
みたいで(液ガス塗ってあった)
そこからガゾリンが滲んでました。
だからキャブからガゾリンの臭いがしている
もんだと思ってたら
どうも違うところから漏ってるっぽい。
よく調べたら
燃料ホースが僅かにガソリンで濡れています。
あれ?これはもしかして??
再度タンクを降ろして点検。
すると…
わかりますでしょうか?
燃料コックからガソリンが漏れていました。
見るとけっこう前から漏っていた様に思えます。
買ったバイク屋さんは気づかなかったのでしょうか?
整備付きで買っているのでプラグ見るのに
タンク降ろしてるはずなのに。
漏れているところを外してみました。
指で数回ひねっただけでポロッと取れました。
わかっていた事なんですが
こういったコックの接続は専用のボンドみたいなので
接着(ボンドつけて圧入?)されている感じです。
ここをなおす耐ガソリンのボンドみたいなのはあるのですが
一時的な修理(応急処置)です。
いずれ漏れます。
ガソリンが常に流れているところなので
修理ではなくコック交換しましょう。
走行中にここが抜けたら
エンジンにガソリンをぶちまける事になりますからね。
チンチンに熱せられたエンジンにかかったら…
想像しただけで怖いですね。
ちなみに知り合いで走行中にコックのパイプが
抜け(まさに今回の漏れてるところ)
炎上。
消防車やら救急車やら数台が駆けつけ
一時道路を封鎖するくらいの大事になった事例が
あります。
もちろん廃車になりました。
くしくもガソリン満タンで炎上したので
残ったのはフレームとむき出しの配線だけだった
そうです。
エライコッチャ。
長くなってしまったので今回はこの辺で。
続きは次回にでも。
続きはタンクのコックを交換していきます。
お楽しみに♪
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪