皆様*・ω・)ノ*・ω・)ノ*・ω・)ノコンチコンチコンチッ♪
朝夕はすっかり秋の装いで
少し肌寒い感じなんですが日中は
まだまだ残暑厳しく暑いですね。
今日なんてセミ鳴いてますわw
もう10月なのにね~。
そういや先日ニュースで見たんだけど
来期の花粉、5倍だってよ!
今年夏が晴れが多くて日射時間が
長かったため杉が育ちまくりのようで…
今から憂鬱ですわ。
さて今回はサンバーTのクラッチ交換作業を
行いました。
飛び込みの作業で当店の近所で
素行不能になりました。
どおやらクラッチが滑っているようです。
すんごいクラッチ臭もするし。
高齢者オーナーだから
クラッチ焼いちゃったんかな?
しかも先日のブログで書いたアルテの
クラッチ交換の直後。
同じ作業って何故か続きますよね?
タイベルとかやっててウォーターポンプ漏れを
発見して交換してると次の作業の車検かなんかでも
ウォーターポンプの漏れがあって交換とかね。
どおですか?整備士の皆さん、
経験あるでそ?(笑´∀`)ヶラヶラ
通称?別名?田舎のポルシェw
ポルシェと言われるのは駆動がRRだからなのですw
リアエンジンリア駆動って事ね。
今、軽トラックでリアエンジンなのはスバルと
ホンダぐらいじゃないかな。
ホンダはリアではなくミッドだけど。
なぜリアやミッドにエンジンを搭載するのか?
素人目で見ても後ろにエンジンが搭載されて
いれば作業性が悪いのは理解できると
思います。
それでもなぜ後ろにエンジンを積むのか?
正解はトラクション稼ぎです。
でもコーナリング中のリアのトラクションを稼ぐための
ものではありません。
トラックなので荷台に荷物を積み運ぶのが主な
目的になります。
もちろん様々な荷物を運べるように想定して
作られています。
しかし荷物でも重い物から軽い物、
普段は空で乗ることも多いでしょう。
空の走行だとリアがかなり軽くなり
トラクションがかかりにくくなるのです。
荷物を積んでの上り坂などは
エンジンとミッションの重みが押さえつける力となり
リアエンジンが有利になります。
そのためリアエンジンやミッドエンジンを
採用しているのです。
【農家うんちく♪】
オイラの住んでる鴨川は周知の如く
「ど田舎」ですw
最近は農家オンリーだと生活していけないので
兼業農家がほとんどです。
昼間は会社に勤め休日や仕事から帰ってきたら
農家をやるってパターンが多いですね。
田植えや稲刈りの時は連休を利用したり
有給などで一気にやってしまう感じです。
なので鴨川では、ほぼ一家に軽トラ1台
持ってる感じなのです。
もちろん我が家にも軽トラがありますw
当店でも様々な軽トラが車検・修理などで
入庫します。
オーナーは農家なので色々な使い方を
するのですが、スバルのサンバーT、
大不評です!
前記したリアエンジンの恩恵があるのに
関わらず坂が上りませんww
トラクションうんぬん以前の問題で
エンジンパワーがまるっきり無いのです。
スバルの軽のエンジンは昔っから4気筒なんですが
気筒数が増えたことにより1気筒あたりの爆発力が落ち
結果パワーがでません。
最近ではダイハツで軽トラの4気筒エンジン搭載車が
ありますが雲泥の差です。
比べちゃうのはダイハツに失礼なレベルですわw
ミッドエンジンのホンダはさすがホンダのエンジンで
パワー感はないものの、トルクがあるので
坂でもグイグイ上っていきます。
余談ですが近所の集まりで砂利を運ぶ作業を
することがあります。
各家自分の軽トラを持ち込み砂利を運ぶのですが
サンバーTの場合、他の軽トラが上がっていく坂が
上れませんw
しかもサンバーTって荷台が狭く全然砂利も積めませんw
オイラの家でも軽トラあるんですが
スズキのキャリーです。しかも2WD。駆動はFRですね。
このキャリーよりサンバーTの4WDの方が坂上がりませんw
もう2WDよかダメってどないやねん!!って
感じになりますよねww
しかもどうしてスバルの軽、しかもサンバーとか
リアバンパーみんなぶつけるんですかね。
当店に入庫するサンバートラックやサンバーバンって
ほぼリアバンパーがへっこんでます。
リアバンパーがまんまエンジンカバーになるんで
酷いものになると歪んで開きません。
前置き長くなりましたが
サンバーTのクラッチ交換って大変なのです。
上の画像を見ればわかりますが
リアエンジンの横置きです。
サンバーTに限らずミッドやリアエンジンの
クラッチ関係やミッション関係をバラしたりするのは
かなり面倒です。
エンジンやミッションのまわりのスペースも狭く
すぐ駆動系の足回りやドラシャ、リアブレーキが
あり邪魔になります。
サンバーTの場合、2WDであれば
クラッチ交換(ミッション脱着)はそんな難しいことも
ありません。
しかし4WDになると面倒臭さは倍増されます。
ミッションはセンターデフがくっつくので大きくなるし
重くもなります。
しかもミッションの大きさが運転席側に長くなるので
スペース的な問題で降ろすのが非常に困難になります。
ミッションを降ろす方法は数パターンあります。
ディーラーではエンジンとミッションをそのまま一緒に
降ろしてから分解するそうです。
一番簡単とされるエンジン本体のみを降ろす方法もあります。
これのメリットはミッション側を何もバラさなくても
クラッチ交換が行えることです。
デメリットはエンジンを降ろすことにより発生する
交換部品です。クーラントも交換になっちゃうしね。
オーソドックスなミッションのみを降ろす方法なんですが
ミッション降ろす前にリアの足回り、ブレーキなどを
先に外す必要があります。
要は時間がかかるってことですね。
ちょっとわかりづらいですが
エンジンとミッションにはマウントがあります。
しかもマウントはエンジン側に1ヶ所、ミッション側に2ヶ所です。
そうなんです。ミッションだけを外すとエンジンがマウント1個しか
とまってない状態になります。
なのでディーラーなんかはそっくり降ろすんでしょうね。
先ほど紹介した方法のエンジンのみを降ろす方法では
ミッション側にマウントが2ヶ所残るので
脱着時の安定感はあります。
しかしよく見るとエンジンの横(前方向)に右ドライブシャフトが
あって邪魔になりそうです。
しかもこの型になってからのサンバー、ドラシャがミッションから
なかなか抜けません。
昔のサンバーはノックピンがドラシャのフランジ根元にあって
簡単に外れたんですが最近のはそうではありません。
なのでドラシャが邪魔になり結局ドラシャがミッションから
抜けないとなるとハブ側をバラさないといけないわけで…
なので当店ではミッション降ろしの方法を
採用しています。
厳密にはエンジンも半分降ろし(謎w)の方法を
します。詳細は企業秘密ですwww
リフトがあれば誰でもできる方法だけどねw
サンバーに限らずスバル車ってさ…
なんでこんなにカバーが好きなんでしょう!
遮熱板もかなり多い。
スバルの車ってカバー多いですよw
しかも遮熱板なんてペラッペラのブリキみたいな
作りしてるんだけど固定されてるボルトは8ミリとか
10ミリとかで、ごっついのw
だから緩める時なんか遮熱板のステーごと
グニャって曲がっちゃう。
エンジン・ミッションのすぐ横にマフラーあるもんだから
遮熱対策をするのはわかるけど
そんなことするんだったら
リアエンジンやめちゃえばいいのにねw
うららーーーー!!って気合を入れて
一気に足周り、ブレーキなどをバラし
ミッションを降ろす準備をします。
やっぱりミッション側のドライブシャフトの
フランジが固く抜けませんでした。
素直にハブからバラして正解ですね(´∀`)
安定のキン肉マンネタwwww
んまーーエライことになってますがなw
これじゃズルンズルンですわな。
ミッション側の画像は取り忘れましたが
クラッチディスクの粉とモッサモサした破片が
大量に出てきました。
完全にご臨終です(´Д`;)
久しぶりにこんなん見たな~。
フェーシング部がとれちゃてる。
とれたっていうか剥ぎ取られた感じ。
こーんなに違うw
見た目ではっきりわかるくらいに違います。
調べた訳ではないですが
なんかサンバーのクラッチって小さく感じた。
他の軽のクラッチの方が多少大きいような?
気のせいかな。こんなもんなのかし?
最近軽のクラッチなんかほとんどやらないしね。
みーんなATだからな~~。
よくやるのはやっぱり軽トラが多いね。
フライホイールは運よくダメージが少なかったので
磨いて再利用。
変な焼けの跡もないし、歪みも多分大丈夫でしょう。
このサンバーは走行距離約10万km。
普通はもっと持つと思います。
やっぱ乗り方なのかな?
やっぱ半クラが多いとすぐダメになるね。
いきなりですが完成です。
一気に作業したので途中画像とりませんでした。
ちょっと次にリフト使う予定があったので
お手伝いさんと一緒に一気に組み上げました。
やっぱり2人でやると
作業スピード倍増しますやねd(・∀・)
完成後試乗してクラッチ調整を行い
完成です(`・∀・)ь
サンバーはクラッチ交換はかなり面倒ですが
調整は超簡単です。
クラッチワイヤー採用のクラッチ調整は
ラクショーですw
試乗した時に再認識しましたが
やっぱパワーないな~~~w
普段スバルの軽トラなんて余り乗らないから
余計遅く感じるのかもね。
今回はサンバーTでしたが
ホンダのアクティ系のクラッチ交換も面倒ですよ。
スバル、ホンダの軽トラや軽バンをお乗りの方、
クラッチは大事に使いましょう。
交換の際には他車より工賃が高いのは
しょうがないです。
どして後からバラすこと考えて
メーカーは車って作らないんだろう。
複雑な搭載方法採用するんだったら
後の事、多少考えようぜ。
軽も今やほとんどがAT。
CVTも増えましたね。
CVTの負具合も多く報告されてます。
CVTの修理のネックは
部品がバラで出ないこと。
なんで不具合があって要修理になったら
そっくり交換になるそうです。
なので通常ATも含めミッションって
リビルト品があるんですが
CVTミッションの場合はCVT部分はまるっきり
新品交換になるんで
普通のATミッションより値段も高くなります。
車買うときもCVTになるだけで値段高くなるし
なおすのも高いのかよってw
ろくなもんじゃねーなw
でも燃費稼ぐには絶対条件だし。
オイラはどうもあのフワって変速していく
感じがなじめないな~~。
てか自分の車はAT乗る気全然ないしw
まだまだ当分マニュアル乗りまっせ!
渋滞ハマるとATがめっさうらやましくなるけどな!
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪