鳥取県八頭郡智頭町にある「諏訪神社」



諏訪神社(すわじんじゃ)は鳥取県八頭郡智頭町の智頭宿にある神社。創建は鎌倉時代の弘安元年(1278年)で、健御名方神・木花咲耶姫命など十六神を祭神とし、信濃国(現長野県)の諏訪大社より分霊を勧請したと伝えられています。



諏訪大明神といって、軍の神・鎮火の神として崇拝され、後醍醐天皇も祈願された神社と伝えられています。



江戸時代は鳥取藩主池田家の祈願所として栄えた。



例祭4月27日、10月27日
主な神事柱祭り(6年おき)



牛臥山の山麓に鎮座し、参道は智頭往来に接する。境内には古より社紋である楓が数百本繁茂しており、秋は紅葉の名所として賑わう。



由緒



弘安元年(1278年) - 信濃国諏訪大社の分霊を勧請奉祀し、「諏訪大明神」の社号で創建



天正11年(1583年)12月 - 羽柴秀吉の淀山攻略の兵火を受けて焼失江戸時代 - 鳥取藩主池田家の祈願所となる



天明2年(1782年) - 柱祭りを開始
天保3年(1832年)11月 - 本殿を再建
慶應4年(1868年)8月 - 合祭神を期に「諏訪神社」に改号
明治37年(1904年)1月 - 幣殿・拝殿・釣殿を改築



境内



本殿 - 江戸時代天保3年(1832年)再建幣拝殿 - 明治37年(1904年)再建



柱祭り



1782年(天明2年)より、諏訪大社の御柱祭に倣った「柱祭り」が行われている。以来6年ごとの申年と寅年の4月に、柱を献上する者の山から4本の杉が伐り出され、町内を練り歩いた後、宮入りして本殿四隅に建立される。



2001年(平成13年)3月23日、鳥取県指定無形民俗文化財に指定


 #鳥取県#八頭郡#智頭町#智頭宿#諏訪神社#諏訪大明神#木花咲耶姫命#柱祭り#鳥取県指定無形民俗文化財#地元愛