私たちが、経験させてもらったこと。
スノーケリング
ドルフィンダイブ
ダイビング船に乗船
遠出して博物館へ
体験ダイビング
漁船でお買いもの
お祭りと花火
他にも他にもたくさん!です。
ほとんどが、普通の旅行では経験できないこと、
まして幼稚園児には縁のないものばかりでした。
それだけではなく、ただ海辺をお散歩しているだけでも、
子供たちはいつもニコニコ、キラキラしていて、まぶしいくらいでした。
小さい子供たちにもわかるんです!
今、自分たちが特別な体験をしているということ。
特別につらい状況にいるけれど、
おかげで特別に素敵な思いをかけてもらっていること。
それが、どんなに幸せかということ。
それを証拠に、7か月以上たった今でも、
何かにつけて、「親分」が出てきます。
小さい子にとって、7か月は遠い思い出のはず。
行ったこと自体を忘れていてもおかしくないのに、
いろんなことをずっと覚えていて、繰り返し話しています。
3歳の子でも、ちゃんと覚えています。
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いわきにはたくさんの専門家の先生が来て、講演をして行かれます。
「このぐらいの放射線は大丈夫」という人もいれば、
「本当は、福島県全域で避難してほしい」という人もいます。
どうすればよかったのか、それは何十年後にしか分かりません。
でも、今わかっているのは、
この大人たちの不安が何より子供たちにとってストレスであること。
子供たちにはその年齢それぞれに経験すべきことがあること。
そして、日頃低線量被ばくしている子供たちには、
長期のお休みなどを利用して、汚染されていない地域に行くこと。
代謝のいい子供たちは1週間でも効果があるのだそうです。
でも。
今は福島県の方針で「短期避難は県内で」ということで、
県外での公的な支援での短期避難は難しくなってしまいました。
しかも、「短期避難は県内で」と言っていた県の支援も、この3月で終了だそうです。
去年は公的な支援もたくさんあったけれど、
年齢制限があったり、支援に条件がありすぎたり、
応募者が多くてあまりに狭き門だったりと、なかなかあてはまりませんでした。
内容も、結局は机上で考えたものなのか、
子供が本当に喜ぶものはそんなに大げさじゃなくてもいいのにと思うものが多かった。
「親分」のような形の支援があっちでもこっちでも生まれてくれたらと思います。
本当に子供たちの笑顔を取り戻したいと思ってくれる人たちだからこそ。
放射能被害は、ずっとずっと続いていくものだから。
2011年夏、私たちは伊豆へ短期避難をしました。その記録と思いです。



」