知的障碍がある方の中には、ウェブサイトに表示された漢字の読みが困難な場合がある。この「らくらくブラウザ」は、漢字部分を自動的にひらがなに変換してくれる。その他に、音声読み上げ機能や入力支援機能もある。表示形式を「ひらがなのみ」「分かち書き」「直後の括弧」「るび」などから選択できて、障碍の度合いで調整できる。
らくらくメールも、同様のソフトで併用するといいだろう。
会議やセミナーでは、聴覚障碍を持っている人のためにパソコンで口述筆記したものをスクリーンに表示している。ここで使用されているソフトが、このIPtalk。http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/
カラードクターとは、ウェブサイト、動画、プレゼンテーション資料などで、色のアクセシビリティをチェックするためのフリーウェア。ディスプレイに表示されている色をリアルタイムでチェックできる。色覚障碍の方には、欠かせないアクセシビリティなので、クリエイターの方に紹介したい。
http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/colordoctor/
カラーセレクターは、ウェブサイト上の色のみやすさをチェックできるフリーウェア。カラーパレットで表示できるので、、見やすい色と見にくい色が認識しやすくなる。
http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/colorselector/
上肢障碍の方に紹介したいのが、できマウス。マウスを動かすことが不自由な方は、スイッチやセンサーを使っている。このできマウスは、パソコンとスイッチやセンサーの間につなげるインターフェイスだ。
クリックができない場合は、できクリックを併用するとマウスカーソルを移動させるだけでクリックしたことになるので、非常に使いやすい。
テクノツールの「なんでもスイッチUSB」も、パソコンにスイッチをつなげるためのインターフェイスだ。この会社は、サポートがよいという点で信頼できる。


韓国で開発されたVOICEYE、ボイスアイと呼ぶ。日本でいうと、SPコードを使用したスピーチオと同じようなカテゴリになる。http://www.voiceye.com
VOICEYEは、高さ7cm×幅4.7cm×奥行4.8cmの機械。その中にバーコードリーダーのようなスキャナが入っており、1秒間に30回スキャンを行う。そのスキャンの不具合が改善されるのを待つばかりだ。
使い方は非常に簡単である。付属のCDをインストールすると、WordのメニューバーにVOICEYEというものが自動的に追加される。Wordで書いた文章をファイルから保存する代わりに、VOICEYE作成という操作をする。すると、約1cm角のADコード画像が作成され、Word文書の角に挿入される。あとは、それを印刷する。
印刷されたADコードにVOICEYEを乗せると、Wordに記入した文章をパソコンが読んでくれるということになる。以前でいうと、「よむべえ」という巨大なスキャナが超小型になった感じになる。
VOICEYEは、Word文書などのテキストを読むだけではなく、ADコードに音楽も保存することができる。つまり、紙の上の画像に音楽を保存するというイメージになる。その辺が、SPコードと大きな違いとなる。
また、オプションとして、VOICEYE MateというiPodのような機械がある。それを利用すると、パソコンを使用せずにMateのスピーカーから音が出るので、持ち歩きに非常に便利である。


iPod Shuffleを更新する場合、iTunesの更新ボタンをクリックする必要がある。しかし、このボタンには、TABでは進まない。キー操作ができないということだ。
そこで活躍するのが、xPlayというソフト。これは、iPod ShuffleのUSBをつないだ瞬間、iTunesを起動していないのに自動的に更新が始まる。当然、iTunesで選んだ曲をiPod Shuffleに入れるということはできないが、そもそもiTunesの曲名自体、スクリーンリーダーでは読んでくれないので、全曲更新という方法が最善と思われる。
では、自分の好きな曲だけをIiPod Shuffleに入れたい場合、どうすればいいのか。手間はかかるが、方法はある。まず、iTunesの編集オプションの中で、既定がAACフォーマットになっているので、MP3に変更する。そうすると、explorerの中でMP3のファイル管理ができる。現在のところ、AACフォーマットはmacintosh仕様であって、Windowsでは使いづらい。一つひとつのファイルは大きくなるが、必ずMP3に変更しよう。
音楽CDから、iTunesのライブラリに曲を転送するのは、TABで移動しながらコピー&ペーストすればいい。MP3にしてしまえば、iTunesのフォルダの中で曲を管理する。そこまでくれば、あとはxPlayが活躍する。

♪超録!長時間録音HDDを使うと、アナログ音をデジタル化できる。パソコンで自分の声を録音して、音声ファイルとして保存することができる。フォーマットは、wav、ogg、wma、mp3などで、周波数も様々に選択できる。最初に、ファイルを保存する場所とファイル名の作り方を設定すると、その後の使用が簡単だろう。Windowsのサウンドレコーダーでもデジタル化できるが1分が限界だ。♪超録!長時間録音HDDは90分までが可能。また、無音声設定をすると、自動的にファイルを分けてくれる。
視覚障碍のある方が使用するスクリーンリーダーはデジタル音なので、自分の声で伝えたいことがある場合、これで作ったファイルをメールで添付するという方法で紹介したい。
自分でなにげなく歌った歌が、自動的に楽譜になるソフト。使い方は非常に簡単。できあがった楽譜は、のちに編集するとこともできるので、多少違う部分があっても、修正すればよい。ただ、マイクの性能によってムラが出るので付属のものを使うことを薦める。