シンガポールで猫どもと暮らす。 -28ページ目

シンガポールで猫どもと暮らす。

2012年9月よりシンガポール生活が始まります。運命共同体の愛猫たち、ナローとシュガー。それと、MBA留学中の旦那さまとのシンガポールライフを記録していきま〜す。ちゃんと更新できるかな・・

猫の引越。
わたしがシンガポールに引っ越す具体的な日程を決めたのは、
今年の7月頃でした。
そして、我が家の猫どもがシンガポール入りしたのは、9月初旬。
6月には旦那さんが先にこちらに来ていたので、
その頃から、猫の引越しに関していろいろと調べてはいたものの・・・
いざ準備を始めたら、かなり、ギリギリの冷や汗モノでした。

はじめて海外に猫を引越しさせる私。
猫をシンガポールに、もしくは諸外国に連れて行った方々のブログが
ほんとうに助けになりました。

猫の引越しについて自分が体験したこと、そしてその結果を
忘れないうちに、記録にしておこうと思います。
わたしも助けていただいたように、どなたかのお役に少しでも立ちますように。

尚、めちゃめちゃ長文記事になりますので、ご興味ない方は読み飛ばしてください!


※記載の内容は、あくまでも2012年9月6日に有効であった情報です。
※実際は、日本及びシンガポールの動物検疫所、または検疫代行をお願いするエージェントさんに確認の上すすめてください。

※「狂犬病予防ワクチン」は、シンガポール輸入条件上は、1回のみでよいわけですが、2年以内に日本に帰国する可能性がある場合は、日本出国前に2回の接種を済ませておくと、帰国後の180日間の係留をさせなくて済みます。詳しくは、動物検疫所にお尋ねになるか、動物検疫所HPで確認されてください。

①猫引越しスケジュール
9月6日の便(JAL利用)にカーゴ扱いで出国させることを予定して進めたスケジュールです。最初に行ったのは、マイクロチップの挿入と狂犬病ワクチン接種。そこからちょうど2ヶ月後に猫どもは飛行機に乗りました。でも、準備をスタートさせてから知ったことなのですが、準備は早ければ早い程いいです。ペット輸送を行っている会社によっては、「2ヶ月前からスタートさせればいいですよ~」なんて言ってるところもありましたが、ちっちゃい猫ちゃんのカラダの負担を考えると、出来るだけ早い時期から、それこそ1年前からスタートさせてもいいくらいなんですよ。。。と動物検疫所の方はおっしゃってました。これから、大切な愛猫ちゃんと一緒に海外に移動される方には、是非、渡航が決まった段階からすぐに準備をはじめていただきたい、です。

<実際に行った内容とスケジュール>
7月6日 マイクロチップ挿入&狂犬病予防ワクチン接種1回目
 ※マイクロチップ挿入の日付が狂犬病ワクチン接種日の後にならないように。
 ※不活性化ワクチンまたは組み替え型ワクチンに限ります。生ワクチンはシンガポール
  輸入条件を満たしません。担当の獣医さんに、念のためお伝えください。
 

8月6日 狂犬病予防ワクチン接種2回目
 ※1回目の狂犬病ワクチン接種から最低でも30日は間をあけて接種します。時間に余裕
  があれば、できるだけ間隔をおいて2回目を接種したほうがよい、と動物検疫所の方
  はおっしゃってました。
 ※出国日30日前迄に接種を終える必要があります。


8月6日 狂犬病抗体検査の為の血清採取
 動物病院で血清採取をし、それを検査機関(畜産生物科学研究所)に送ります。
 (A) 畜産生物科学研究所HPから検査申込書をダウンロード
 (B) 検査費用(1匹¥12,000)を研究所の指定口座への振込み(※振込控え必要)
 (C) 動物病院で血清採取
 ※上記(A)(B)を担当獣医さんに渡してください。研究所への血清送付は獣医さんがして
  くださるはずですが、事前に対応可能か、を確認してくださいね。

 ※検査結果が出るのは、研究所で血清を受け取った週の翌週木曜日です。
 ※(A)の検査申し込み用紙は、英語版/日本語版のいずれも用意してください。尚、シン
  ガポール輸入の為に必要なのは「英語版」のみですが、2年以内に日本に帰国する可
  能性がある場合はその際「日本語版」が必要になりますので、このタイミングでどち
  らも作成したほうがよい、です。是非、検査前に研究所にお電話で相談されてみてく
  ださいね。

 ※私は2回目の狂犬病予防ワクチン接種と同日に行いましたが、本来は2回目の狂犬病
  ワクチン接種日の1~2週間後に血清採取し抗体検査に出すほうがよいそうです。
  猫の場合は初めてこのワクチンを接種することがほとんどなので、1回のワクチン接
  種では抗体価が規定の数値(0.5)まであがりづらいらしい。
  ちなみに我が家のシュガー君(メインクーン)は、規定の数
値ギリギリの検査結果で
  した。ふぅ・・・(汗)

8月15日 畜産生物科学研究所に検査結果を確認
 電話で確認をしました。もしここで、規定の数値に満たなかった場合は、検査をやりな
 おしになるので・・・。尚、検査結果が出て2日後には郵送で自宅ポストに検査結果表
 が届いてました。

8月17日 航空会社に予約を入れる

8月20日 5種または7種混合ワクチン接種
 指定のワクチンは下記のとおり。5種でも7種でもどちらでも良いです。
 下記の5種類の病気の対策がとられている混合ワクチンであればOK。
 ・猫ウイルス性鼻気管炎ウイルス
 ・猫カリシウイルス(5種は1株を保有/7種は3株を保有)
 ・猫汎白血球減少症ウイルス
 ・猫白血病ウイルス
 ・クラミジア病の予防
 ※混合ワクチンの接種後は最低でも4週間は他のワクチンを接種できません。また、狂
  犬病ワクチンの接種後は2週間以上間をあけてから他のワクチン接種が可能です。
 ※出国日の2週間前迄に接種する必要があります。



8月20日 航空会社から「Air Way Bill」ナンバーが付与
 
8月24日 AVA Import licence 取得
 
8月31日 飛行機の予約がやっと確定
 飛行機は、カーゴ扱い(飼い主さんが同じ飛行機に乗らない)だと、ギリギリにならな
 いと予約確定してもらえないそうです。
 予約が確定すると、航空会社から「
Air Way Bill」ナンバーが付与されます。
 
9月1日 外部寄生虫駆除
 これは、飼い主さんの手で実行します。わたしの掛かり付けの獣医さんのところでは
 フロントラインを扱っているのでそれを購入しました。
 ※出国日の10日前~2日前に実行する必要があります。

9月3日 内部寄生虫駆除
 こちらも、飼い主さんの手で実行。錠剤飲み薬をフードに混ぜるなどして投与しま
 す。
 ※出国日4日前~前日迄に投与する必要があります。

以上


②日本出国&シンガポール入国に必要な書類
■飼い主さんが獣医さんの協力を得て作成するもの
ペット輸送の会社がフォーマットを用意してます。そちらに飼い主さんまたは担当の獣医さんが記入して完成させます。
・マイクロチップ挿入証明書
・狂犬病ワクチン接種証明書(2回の接種記録を1枚に記載)
・混合ワクチン接種証明書
・外部及び内部規寄生虫駆除証明書
・健康証明書(6ヶ月以上、又は生後より日本に在住していることも記載)
※上記すべての証明書には獣医さんのサイン、動物病院のスタンプが必要です。
※すべて、英文で用意することになります。

AVA Veterinary certificate(AVAのHPからダウンロードし、獣医さんの協力を得て飼い主さんが必要事項を記入します)
※すべての必要な準備は、このドキュメントを読むところから始まります。代行会社さんに依頼するにしても、飼い主さん自身がこちらに記載する内容をしっかりと理解しなければなりません。

■検査機関が発行するもの
上述の、畜産化学生物研究所からの「狂犬病抗体価検査結果」が必要です。

■AVA(シンガポール動物検疫)から発行されるもの
・Import licence

■航空会社にサインしてもらうもの
・Declaration by Captain/Airline staff(「AVA Veterinary certificate」をAVAのHPからダウンロードすると、そこに該当するページがあります)

■日本の検疫所で発行されるもの
・輸出検疫証明書(出国前の空港での検疫検査の際に、発行されます)


③代行会社について

ワクチン接種や必要書類の作成は飼い主自身が準備しなければなりませんが、わたし自身は、飛行機の予約から日本側の出国前の検疫、シンガポール側の到着後の検疫までを全て代行会社に頼みました。

●日本側
らく~んふぁみり~さん
<依頼内容>
・飛行機の予約手配
・検疫検査前の、動物検疫所への必要書類の確認
・日本の自宅マンションから成田空港までの送迎→空港での検疫検査

●シンガポール側
Singapore pet hotel さん
<依頼内容>
・出国及び入国に必要な書類の作成アドバイスとチェック
・シンガポール到着後(チャンギ空港)の検疫検査
・チャンギ空港から旦那さんの住むコンドへの送迎



日本の動物検疫所の方はとても親切で、シンガポール側がペット輸入に関して求める条件を満たすために、どう準備を進めていけばよいか?・・・から、必要書類に不備がないか?まで相談にのってくださいます。実際に私自身も、なんど電話をしたことか・・・。

ですので、飼い主さんが、ペットと同じ飛行機に乗れる(または空港まで連れて行ける)のであれば、国内の検疫はご自身でも充分に対応できると思いますし、ペットの海外輸送が初めてでも、そうされている方は多いはずです。
でも、私はやっぱり、プロの方にお願いしてよかったよな。。と思ってます。
人間の引越が残っていたので、物理的に一緒に出国できなかったということもありますが、猫にとっては住み慣れたマンションを出てからがすぐ外界。もう、そこからスムーズに一切の間違いなくシンガポールの旦那さんが待つコンドまで到着してほしかったので・・・。

それに、経験豊富なプロに相談できるというのは安心なものです。
今回お願いした「らく~んふぁみりー」さんや「Singapore pet hotel」さんのご担当いただいた方の存在は、本当に心のよりどころになりました。
問合せをさせていただいたときから、シンガポールに無事到着するまで、うちの猫どものことを大切に扱ってくださいました。他にも、大手から中小までペット輸送を扱う会社はありますが、わたしはこちらの2社さんにお願いして本当に良かったと思ってます。


※記載の内容に間違い、不適切な情報がありましたらご指摘いただければ幸いです。

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