ヤツの職業観。


「主婦と会社員ほどダサいものはない」

「サラリーマンはみんなバカ」


私は会社員。
母は主婦と会社員。


ケンカを売っているとしか思えませんでした。

会社員も主婦も、つまんない人生の極みだそうです。

ヤツはそのかっこ悪い会社員の働いたお金で育ち、
かっこ悪い主婦の作ったご飯を食べ、洗濯してもらってたんですけどね。



未だに電話攻撃の際に

「まだOLやってんでしょ、つまんない人生!かっわいそ~
よく平気だね?
あたしなら恥ずかしくてムリ!
死にたくならない?
もう死んだ方がいいんじゃない!?」

まくしたてられてかなり頭に来ます。

じゃあ何が素敵な人生かというと、いわゆるセレブ。

何もしない、働かないで、好きなだけお金を使える優雅な生活。
たまにお菓子を焼いたり、カーテンの色を変えてみたり。

専門学校を選ぶ時、専門学校をサボり辞める時、
話が進路に及ぶと必ずヤツは

「結婚して働かない」
「セレブ生活」

と放言していました。
まさか本気だとは思いませんでしたが。


だからこそ現在、旦那さんの仕事を恥ずかしいと言い放ち(普通の職業です)
旦那さんの仕事を手伝わなくてはならない生活に逆上するわけです。

ヤツにとって「働くこと」は、屈辱以外の何物でもないんです。


毎回ヤツに乗せられてエキサイトしても思うツボ。

何度か電話口で試みた防衛と、それに対するヤツのリアクションは以下の通りです。

【警察】
「夜中の電話は迷惑だからやめてください。
これ以上電話かけてきたら警察に行くことも考えないといけないけど」

→勝手に行けば!?
 警察は家族からの電話くらいで動いてくれるんでしょーか!?楽しみー!!

【夫】
「ちょっと旦那さんにかわってもらえるように頼んで」

→失敗。(火に油でした)


【お客さん】
「今、近所の○○さんが来てるから、後にしてくれない?」

→ …(絶句)…ふざけんなバーカ、死ね!(電話切る)


結論:外面の良いヤツには「お客さん」が有効。

実家に罵声電話をかけまくってるなんて、知り合いにバレたら
ヤツにとっては一大事なのです。  

ただし「お客さん」は何度も使えるわけではない上に、
ヤツがかけてくるのはたいてい夜中なので、結局のところ一度しか使えませんでした。


現在、ヤツからの主な攻撃である「罵声電話」。

「無言電話」「ワン切り」を織り交ぜつつ何時間も続きます。

泣き喚きながら

「謝れ・償え・被害者面するな・あたしは何も悪くない・死ね」

そしてこちらの傷をえぐるような罵言の数々。

人の急所を嗅ぎ当て、心を傷つける、もしくは怒りを煽ることにかけてだけは
異常に勘が働くため、受け流すよう心がけてもダメージはかなり大きいです。

ヤツにとって「無視」はかなりキツいはずなので、
あの手この手でこちらを怒り・困惑の方向に誘導するんです。

相手をせざるをえないように。

分かってはいるんですが、いざその場になりヤツと電話越しに向き合うと、
ヤツの誘導にまんまと引っ掛かり、気付かぬうちにエキサイトしてしまいます。

直接対峙ではまだ、なかなか冷静になれません…。