久々に「エイブラハム」の本を読んでいて、「節目ごとの意図確認」の重要性について思うところがあった。物事がうまく進むときは、焦点が絞られている。何をしたいのかが明確である。1日には節目節目があって、そのつど、自分はどういうふうに過ごしたいのかを、ちょっと立ち止まってイメージすると良いということだった。
 確かに、情報がいっぱいあり、あちこちに目移りして、何でもやろうとすると、つまみ食いはできても、何かを達成できないようにも思う。人生は、自分が過去に思ったことの影響下にあり、そして、この瞬間の意図がまた未来を創る。自分の意図が明確でないうちに動くと、惰性で生きることになってしまう。それが望みならそれでもいいのかもしれないが、惰性では、不本意なことも往々にして起こるものだ。
 意図が明確になり、しっかりと焦点をあてることができれば、実現までの時間も早くなる。過去に何度も聞いたり読んだりしていたはずなのに、今、あらためて新鮮に感じるとは、今まで「惰性」の比率が高かったことを意味する。

 これを書いていて、朝日がさしてきた。今日は(今日も)いい一日を送ることを意図する。