私は、この記事を読んで次のようなことを考えました。まずなんの目的でこの取材をしたのでしょうか、そしてこの記事を載せた新聞社の意図とはなんでしょうか、医師から取材医らがあったわけではありません。記者から取材の依頼をしています。その理由とはなんでしょうか、さらになぜこうした人間が作られてしまったのでしょうか、今の社会のどんなところがこうした人間を作り出す要素があるのでしょか、そんなことを解明することが必要ではないかいうことです。この犯人は、事実が法的に認定されれば裁判での判決は、死刑が妥当だと思います。しかし、それではこの事件の事実しか残らず、大勢に才能ある人が狂った犯人によって放火されて死んでいった、そして犯人が死刑にされたという、ことだけに終わってしまいます。そうではないはずです。重要なことは、二度とこうした事件をおこさないようにするために、この人間が作られた社会の病巣を明きからにすることが重要だと思います。そのために時間が必要です。医師がした仕事はそのための時間を設けるために治療を行ったのだと、私は解釈ができると思いました。いずれにしても感情論的にはこの犯人を許すことができませんが、一歩引いて冷静になって考えてみれば、この人間を作るような病巣がこの世の中にはあるということは事実です。またそうした観点に立つことが大事だと思います。新聞社は、そうしたことの今ある社会の病巣について他人事ではなく、国民みんなの問題であると読者に提起したのではないでしょうか。