日本人宇宙飛行士2人が宇宙空間でランデブー
しちゃって、宇宙からTwitterで地球の写真とかをさくっと送ってくれちゃうような
まさに宇宙世紀元年といってもいい2010年。
ボクも負けじと宇宙旅行をしてみた

昨夜、ボクはマジックスパイス(通称マジスパ)にいた。
むちゃくちゃ近くに住んでいるのだが、
この1年で数回しか行っていないんだ。
今までは、ちょっとびびっていたので、
『瞑想』、『悶絶』といったライトな辛さしか試していなかった。
まぁうまいんだが、辛さの面では物足りなさを感じていた。
そこで今回はついに宇宙への旅へチャレンジしてみることにしたんだ。
ボクが注文したのは、シーフードの『虚空』。
辛さが選べるこの店で、最高レベル
の辛さがこの『虚空』なのである。ちなみに脇には「最強辛宇宙超感覚覚醒」というコメントが添えてある。
未知の辛さを前にして不安で胸がいっぱいになりそうなところ
数分後にはそれがテーブルへ運ばれてきた。
見た目は大して・・・、ってこともなく明らかに辛そうである。
赤や緑のスパイスやハーブ
がこれでもかとたくさん浮かんでいる。おそるおそるスプーン
ですくい、口に運ぶ。「辛っ
でも、美味っ
これはいけるぞ
」一瞬勘違いしてしまったが、
勢いで3口いったところで、
辛さがやっと脳に到達した。
「やっぱ、ムリ!!
」脳内に運ばれたカプサイシンが中枢神経を刺激し、
大量のアドレナリンが分泌されてくる

汗、鼻水、涙、身体中から液体が噴出してくる。
辛さの前に、己の無力さを感じてきた。
「ダメなのか・・・
」いや、あきらめたら、そこで試合終了だ。
あの山を越えるんだ。ピリオドの向こう側へ行くんだ

しかし水を飲んだら今までの努力がリセットされてしまう。
決して水は口にするな。
アレ、なんか、辛くなくなってきたよ。
これはランナーズハイみたいなもの?
まるで重力から解放されたみたいだ。
何で今まで苦しんでいたのだろうか。
心なしか耳が聞こえなくなってきた。
外界の情報が遮断されていく。
そうか、ボクはもう宇宙にいるんだ。
宇宙に・・・
そして、無事に完食した。
恍惚とした時間は過ぎ、宇宙へのトリップは終了した。
後遺症として、翌日の午前中いっぱいは、
トイレ
と仲良くさせていただきました