【毎日ブログ更新中：146日目】
『育成』や『マネジメント』に関わったことがある人であれば
1度は経験したことがあると思いますが、
こちらが「A」と言ったことを
その人が「B」にしてしまったことで
責任を取らなければならないことがあります。
それらも全て含めて
『管理者の責任』
なんですけど、
これが流石に納得いかないことも
正直あります。
管理者としては
「そこも俺が責められるんだよなー」
と思ってしまいます。
今年のプロ野球は
新庄BIGBOSSの影響で、
いろいろな意味で注目されるようになりました。
僕は個人的に
新庄さんのファン（あの白い歯が）なので、
度々メディアで見られるのは嬉しい。
そんな中
新庄BIGBOSSから清宮選手への発言が
ちょっと気になっています。
新庄BIGBOSS：「清宮くん、Aでやって」 （世間は知らない）
清宮選手：「Bでやってしまう」 （プレーで世間は知る）
ファン：なんでBなの？Aの方がいいんじゃない。Bは監督の指示？
新庄BIGBOSS：「清宮くん、違うんだよ。Aなんだよ」と発言。（世間が知る）
ということが度々起きています。
新庄BIGBOSSから清宮選手への『期待』をしてのことなんでしょうけど、
これが続くとどうなるか。
ファン：おいおい。監督の言うこと聞かないからダメなんだよ。
とある種、
清宮選手は針のムシロ状態になってしまいます。
ここで「ナニクソ！」と思って
頑張って結果を出せるようになれば、
「新庄BIGBOSSも期待し続けてよかった」
と美談になりますが、
清宮選手がメンタルをやられてしまったら
それは指導者としては間違いだと、
僕は思います。
新庄さんの
気持ちはすごーーーーーくわかりますけどね。
僕も指導者・マネージャーとして
「これは（世間に）言いたいなー」
と思うこともあります。
例えば昔、
撮影が決まって現場に入った俳優が
事前に台本・プロットをもらっていたにも関わらず、
準備をあまりせずに現場に入ったしまい、
現場で周りに非常に迷惑をかけてしまいました。
成田「こういう準備をしておいて」と事前に電話で指導をし、
俳優「わかりました」
という状況ではありましたが、
明らかな準備不足で現場に迷惑をかけてしまい
監督から「もう彼はちょっと、、（次はないね）」
と言われてしまった次第です。
そこから俳優は
「また、あの監督の作品にでたい！」
と発信していますが、
もう次はありません。
原因は、
自分自身です。
しかし、
「マネージャーが仕事をとってこない！」
と発信すると
世間からは
「おい！マネージャー！なにやっているんだ！」
と言われてしまうものなのです。
そうなったらさ。
僕も
「あのこと言いたいなー」
と思うでしょ。
これもマネージャーの僕の責任なんです。
これもマネージャーの僕の指導不足なんです。
ここで僕が
「彼が準備を怠った」
と発信することにより
彼が「ナニクソ！」と思ってくれて
次に繋がるようにもっと頑張ってくれれば
それもそれで指導方法なんでしょうけど、
そう思える人ばかりではありません。
注意するだけでも
「マネージャーはうるせーな！」
と思われてしまうのに、
発信なんかしてしまうと
「さらされた！」
と思われて
関係が崩れてしまうことでしょう。
新庄BIGBOSSと清宮選手の
しっかりとした関係性があっての
今の状況なんでしょうけど、
育成途中でいろいろ発信をされるのは
少々危険ではないかなーと思っています。
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