【会員の声】vol.4 卒業記念・中学生編

会員の声

vol.4

卒業記念・中学生編

小学生編に続き

この春中学校を卒業する

2人の声です

4年前、6年生として

頑張ろうとしていた矢先に

新型コロナが蔓延

その影響で

それまで当たり前にあった

稽古や試合の機会を失ったまま

小学校を卒業した

不遇の世代でもあります

Nさん : 玉剣歴8年

Aくん : 玉剣歴6年

さて…お二人は中学を卒業しますが、これまでの玉剣での活動を振り返って今の気持ちを聞かせてください。

長く在籍しているので沢山の思い出がありますが、厳しい稽古の後にみんなと話したり遊んだりしたことがとても楽しかったです。
私たちが小学校の頃に行われていた合宿やクリスマス会、年始のカレー、ボーリング大会などのイベントが本当に楽しくて、今でも強く思い出として残っています。

玉剣で過ごした6年間ではコロナ前にあった合宿やイベントの楽しさ、コロナ禍で何もできない悔しさ、コロナ後の羨ましさや戸惑いなど、とにかく全部を味わいました。
親以外の大人から本気で叱られたり励ましてもらったり…人生の先輩たちが相談に乗ってくれるという経験も、色んな世代がいる玉剣だったからだと思うし、皆さんに感謝しています。

チームメイトとして共に過ごしてきましたが、二人にとってお互いはどんな存在でしたか？

小学生の時は同じチームの仲間ではあるけれど、同い年だし、私の方が早く剣道をはじめたので「負けたくない！」という思いが強く、完全にライバルだと思っていましたね（笑）
その反面、高学年になるにつれて普段の稽古はもちろん、大会や他団体への出稽古など、いつも一緒に頑張っていたので心強い存在となっていきました。

小学校の頃はNの方が身体も大きかったし、剣道のキャリアも長くて何より真面目で努力家だから全然追いつけなかった。だからライバルというよりは超えられない、超えちゃいけない壁的な？実際なかなか勝てなかったし…うん、やっぱり間違いなく壁でした（笑）
コミュニケーション能力の高いNは下級生との関わりにおいてもすごく頼りになる存在だったので、いてくれて本当に助かりました。

今後の剣道生活について教えてください。

今までずっと剣道をやってきたので少し違うこともやってみたいな…と思ったりもしています。なので高校での部活はまだ考え中（笑）
でも高校在学中に三段は取得したいので、できる範囲で玉剣には行きたいと思っています。
その時はよろしくお願いします。

僕は色々あって…
中3の総体後に剣道部を退部し、現在はサッカー部です（笑）
でも高等部進学後はサッカー部と兼部という形で再度剣道部に入部予定。時間的に毎回の稽古参加は難しいけど、玉剣は続けていくつもりなので今後もよろしくお願いします。

最後に玉剣の後輩に一言お願いします。

つらい稽古もあると思うけど、私も試合に勝った時は「頑張ってきて良かった！」と思ったし、逆に負けた時は「どうしてもっと頑張らなかったのだろう」という後悔も沢山してきました。だから、みんなには常に「自分から」の気持ちで稽古も試合も頑張って欲しいです。

コロナ禍で小学校最後の年を過ごした僕たちからすると試合ができるって当たり前のようで実は凄く恵まれている環境。だからその環境を大切にして欲しいです。あと、身体が小さくて試合で悔しい思いをしている子も、必ず自分に合った勝ち方があると思うので諦めたり弱気にならず、勝ち気で挑んで欲しいです。