むすんでひらいて
「むすんでひらいて」 著者 小松シキ
おばあちゃんの南部せんべい物語
山を越えると、雪は膝どころか、腰までめり込むようになりました。
長靴の中は先刻からの雪でぐっしょり濡れ、頭から被った角巻なんて
へのつっかえ棒にもなりません。
気のせいか、雪はぐんぐん勢いを増して、
小さな私の身体ごと吹き飛ばしそうです。
私は十一歳になっていましたか。
「ねっちゃん、待ってけろ」
少しでも先を急ごうと、ついつい早足になる姉の背中に向かって、
私は大声で叫びました。
我知らず泣き声になっていました。びゅうびゅうという風の中で、
声は届いたものやらどうやら。
「シキ、早く来ねぇと、道が分かんなくなるぞ」
姉のヨシエだって、私と四歳しか違わないのですから、
この荒れ狂う吹雪の、山道が怖くないはずがありません。
一体自分達がどこに向かって歩いているやら、道はどうなっているのか、
不気味な風の音はわぉ~んわぉ~んと、山全体を震わせて、
いくら目を凝らして見ても、白い闇しか見えないのです。
濡れてぐしょぐしょの足は、冷たくなって切られそうに痛い。
頬っぺたも手ももう感覚が無くなってきました。
私は歩きたての赤ん坊みたいに、必死に足を動かします。
「どれ、シキ束ね、持ってやる」
やっと追いすがった私の荷物を、姉が持とうとしてくれます。
「いや、これ位、重たくねぇ」
中略
「ねっちゃ-ん、ねっちゃ-ん」
決して泣くまい泣くまいと歯を食いしばってきた私ですが、
思わず大声で泣いてしまった。
そのうち、じーんと身体がしびれてきて、気も遠くなってきました。
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この本を、ブログでお友達の大阪の女将さんからの記事で知りました。
岩手に住んでいて、知らないなんてね~
そのことを、友達に話したら友達が買ってくれました。
(実はこの友達のお母さんが、このシキさんの会社で働いていたそうです)
先ほどの文は、出だしです。
11歳のシキと15歳のシキのお姉さんが、吹雪の中を
反物を背負って、死に物狂いで家計のために行商に行くのです。
読みながら、幼いシキが孫のゆなに思えたり
ユカに思えたり、お姉さんが長女や次女と重なったりして
涙が止まらないのです。
「むすんでひらいて」唄のごとく 苦労を繰り返しながら
シキさんが商売に始めて、今では岩手の代表的な大きな会社の経営者です。
苦しい時には、この吹雪の事を思い出しながら乗り越えたそうです。
NHKの朝ドラで、「おしん」がありましたね。
シキさんも同じ頃の時代の方でしょうね
あの頃は、こうした苦労を重ねた方が多かったのでしょうね
読みながら商売の勉強にもなりました。
平成5年の作品ですが、もし機会があったら是非読んでみて下さいね。
洋服選び*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
盛岡は、朝方うっすらと雪が積もっただけでした
ちょっと安心。。。。。![]()
次女とさっちゃんが、金曜日から泊まりに来ていて
昨日は帰っていきましたよ
さっちゃん、もうすぐ一歳のお誕生日です![]()
去年の今頃は 未だか未だかと気にしていましたね~
![]()
土曜日にね、次女と洋服選びをしましたよ![]()
お祝い事があるので、最初は着物を着る予定でいましたが
孫達のお相手もしなきゃいけないので
やっぱり洋服のほうが 動きやすいので洋服にします
「お母さん、どれにするの?」
「これか・・・こっちか・・・・にしようかな~」
「着てみて着てみて!」
「あ~ん~、いいんじゃない」
と、ま~簡単に決まりましたが・・・・
娘達は、産後の体型変化や退職後のゆるみで
「あ~きつい! もう無理無理。。。。」
「こっちは!」
「うん、これなら入るかな・・・・・え~締まらないよ~」
どうなることやら、我が家のお嬢さん方 ε=(。・д・。)
娘達とキャーキャー騒ぎながらの洋服選びで~す。

