My All
山田優
ためらいがちな指先が
開く電話、その瞬間
手のひらで鳴る音が
この胸に響いてくる
「なんとなく君に呼ばれた気がして」
まるですぐそばにいるように
★あなたの声が聴きたいのに、なぜ
いつも素直になれなかったの?
強がる胸の奥で叫んでいる
会いたくて・・・
いまは、ただ会いたくて★
おなじ宙見上げれば
瞳のような星の光り
「ひとりでも大丈夫・・・」
そんな言葉が、ほどけてゆく
ありのままでいい・・・たったひとことが
伝えてる本当の愛を
★あなたの声が聴きたいから、いま
夜を越えても会いにゆくから
その体温(ぬくもり)を感じていたいから
受け止めて
その腕に眠らせて★
明日、あなたのもとで
この心、目覚めたとき
そっと抱きしめていたこの夢が
いとしさという想いえと変わる
★あなたの声が私を呼んでる
優しさという陽射しの中で
あと少しだけ、このままでいさせて
重ねあう
その手を離さないで★
★あなたの声が聴きたいから、いま
夜を越えても、会いにゆくから
その体温(ぬくもり)を感じていたいから
重ねあう
その手を離さないで★