お立ち寄りありがとうございます
北海道は毎日雨が続いております。今年の秋は野菜や果物が不足しそうな気配です。
さて、第二次世界大戦中の英国が舞台の映画を観てきました。良かったです!
メイクアップの方がアカデミー賞を獲られたそうでおめでとうございます。
ゲーリーオールドマンが見事にチャーチルになっておりました。驚きの変身でした。
名前は聞いたことあるけど詳しくは知らなかったチャーチル。
あらすじ シネマトゥデイより
第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、フランスの陥落も近いとうわさされる中、英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、英国首相に着任したばかりのウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)がヨーロッパの命運を握ることになる。彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。
映画ダンケルクを観ていたので、作中の緊張感が倍増でした。
フランスの海岸に取り残された英国兵士30万人。それを救うためにチャーチルが下した
決断はカレーに残った4千人の兵士に陽動となり、犠牲になって貰うことでした。
30万人を救うために4千人の若者を犠牲にする決断を普通の人には出来ないと
思います。私も絶対に無理だわ・・・
原題のdarkest hourってどの場面を指すのかなぁ?ナチスに屈するかもって時かな?
英国がドイツ軍に追い込まれてたとは知ってたけど、平和交渉か徹底抗戦かで
迷ってたって知らなかったわ。ドイツの強さが凄くて怯みそうになる気持ちも分るわ~
一緒に観た友達と同じ感想だったのは、チャーチルが自分で考えた文章で演説する所。
言葉の力が素晴らしかったです。今の日本の政治家にこれほど弁の立つ人居るかな?
朝からスコッチ、昼はシャンペン、夜もお酒。「アル中?」って友人も私も思いました。
一日中葉巻を吸って(赤ちゃんの前でも)今では信じられない生活習慣です。
でもエンドロールに煙草の事を書いてました。
読み切れなかったけど「おことわり」っぽかったわ。
そしてクスッと笑える場面もありました。奥さんに「ウチは破産よ!」と叱られると
「葉巻を4本にします」と狼狽えます。陛下の手の甲にキスをしたら陛下が背中で
ササッと拭いてたり・・・ユーモアがありました。
主役のゲイリーオールドマンがしゃべり方も変えて、流石だなぁと。
私は「蜘蛛女」で初めて観てからずっとファンで(ドラキュラが一番好き!)
彼の魅力は優しげな目だと思ってます。特殊メイクをしても目の優しさは変わりません。
きつい口調で大声を出すけど、どこか憎めないんです。
地下鉄に乗ったことのない良家のボンボンだったのね。その割に口が悪いのよね~^^;
特にタイピストのお嬢さんとのやり取りは面白かったな。彼女、ダウントンアビーに
出てた可愛い子でした。気むずかしいチャーチルとの仕事を頑張る姿が良かったわ。
音楽が臨場感ありました。映像もちょっとした場面も丁寧に作られて、カメラワークも
素晴らしかったなぁ。なんといっても英国の街並が昔のままで雰囲気が良かったです。
ダンケルク→チャーチルと観ると良いかと思います。チャンスがあればどうぞ┏( ^o^)┛
よろしければ ダンケルク 感想コチラ(*゚.゚)ゞ
ここまで読んで下さりありがとうございます