メジャーリーグの歴史映画を見てきました。 感動です。何故にこの作品がもっと大きく
扱われないのか怒りすら覚えてしまいました。
イジメに悩む人、仲間はずれをする苛める側、双方に見て欲しい映画です!
1946年の野球界、第二次世界大戦が終わり野球選手も戦場から戻り平和を実感するアメリカ
その頃のアメリカは完全なセグレゲーション(人種隔離)でトイレも乗り物も球場の入り口全て
白人と有色人種で別れます。人種差別は黒人だけの話ではありませんよ~
これが60数年前の話なんだから驚きます。 ドジャーズのオーナー(ハリソンフォード)が
黒人選手をスカウトしてドジャーズに登録します。
そこから映画はあからさまな人種差別の洗礼につぐ洗礼です。見ていてこちらまで
苦しくなります。
画面小さくてゴメンナサイ。 この42番のジャックロビンソン選手が
オーナーのリッキーや奥さん、数少ない理解者の励ましで何とか耐えます。
しっかしチームメイトまでが黒人排斥の署名運動するなんて可哀想すぎる><
痛烈なヤジ、おまけにチーム全体に対しても宿泊拒否の大がかりな嫌がらせや脅迫が
襲います。アメリカの人種偏見っぷりにちょっと驚きますが、これがつい最近の話です
差別が酷い反面、ジャックの為に相手チームに抗議するチームメイトやシャワーを遠慮してる
ジャックに一緒に入ろうと誘ったり、ブーイングの中ジャックと肩を組むチームメイトに
涙を流してしまいました。 クラス皆で独りの生徒を苛めてたとしてその子の味方できますか?
勇気要りますよね・・・もしくは無関心を装いますよね~
実はオーナーのリッキーも若い頃の自分の無関心を悔いてジャックを起用したんです。
ハリソンフォード、ハンソロのイメージ全く無し。
お腹は自腹? 心臓疾患ありそうなヒューヒューした台詞回し、と独特の発音で
良く分かんないけどきっとそっくりな役作りなのかな、名演技でした。
キリストの教えにそって意志を貫く名オーナーを演じてました。
もちろん白人の中にもジャックを応援する人も居ました。 拍手をしたり声を掛けたり。
何するにも一番の人って風当たりが強いけど、ジャックへの風当たりは半端ではないですね。
独りで白人のロッカールームに行く心細さ・・・独りで教室に入るいじめられっ子・・・
でもね、周りがジャックを認めだして、反対にジャックに頭へ危険球を投げた投手のほうが
精神的にオロオロする場面が全てを物語ってました。
ジャックが白人の差別主義者の投手に「お前は何を恐れている?」って言うんですが
これが全てを表してました。
友達も一緒に観たけど二人で「感動した!」って言いながら晩ご飯食べました。
小さな悩みもジャックに比べたら小さいって自分たちに言い聞かせました(笑)
そして帰りは道路がツルッツル! でも観て良かったです。
ちょっと興奮気味に書きましたので変な文章でゴメンナサイ。野球の道具も服、フォームも
今と全然違います。打者はヘルメットしてません。ジャック、よく無事だったね。
あーまだ一杯書きたいけどこれからアニナルの録画を観ます。
ここまで読んで下さりありがとうございます