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いず美さんのことを知るきっかけにもなった、先輩インストラクターのKikiさんにも事の経緯をお話し、男性性についてお話をお伺いしました。

私にとってKikiさんは、これすごくいいよ！ってものを割と強く、でも押し付け感が全くない感じで人に勧められる人で、行動力もあって、男性性ってイメージがあったので、お話を聞きたいと思いました。

Kikiさんにお時間いただき、電話でお話させてもらいました。

まず、出血前になにか変化とかあった？と聞かれてはじめて思い出したのが、ラグビーワールドカップにどハマりしたことでした。

同年代の選手達が、自分たちが信じてやってきたことは間違っていなかったと証明するんだ！と強い意志で強豪国に挑み、勝利をつかみ取り、しかもインタビューでの受け答えも冷静で落ち着きがあって、仲間への厚い信頼や、ノーサイドの精神も美しい…。

感動した私は、同年代の方々がこれだけ立派でいるのに、私はなんて子供なんだって、、

わたしはもっと大人な振る舞いをしなきゃいけない！

＝しっかりしなきゃ

に囚われるようになっていました。

Kikiさんにとって男性性とは、決断、具体的に行動していくことだと教えてくれました。

それは、自分の芯を認めること。

そして腹の底から、私はこうです！と人に伝えられることじゃないかなぁと。

芯と言えば、

サンディエゴに時行った時にいず美さんに、

「まるちゃん（わたしのこと）は、芯のあるふわ～って感じだよね。それを自分で認められたらいいのにね」

と言われたことを思い出しました。

わたしはこの「芯のあるふわ～」って、

何か硬い芯の周りにふわっと綿のようなものが巻かれているイメージを持っていました。

この話をKikiさんにすると、

「まるちゃんって雪見だいふくみたいな感じだと思う。『わたしは、ふわっともちっとした雪見だいふくです！（ドーン！）』ってそれで完成されていることを自分で認めちゃってる感じ？ふわふわである事が芯みたいなことじゃない？」

って。

これには目から鱗ぼんろぼんろ出ましたね。

「花に例えると、薔薇は薔薇で完成した美しさがあって、ひまわりにはひまわりの美しさがあるのに、あ～薔薇っていいなぁ、わたしには無いものがあるなぁって羨ましがってるみたいな。」

Kikiさん！その例えも分かりやすすぎます！

世界に一つだけの花っすね！！！（心の声）

この「比べて落ち込む必要なんてないのよ」は知っていても、すぐに忘れちゃってまた癖みたいに比べて落ち込んじゃうんですよね。

にしても『ふわふわ雪見だいふく』って、ラグビー選手の印象とはかけ離れすぎ。笑

憧れて、自分を当てはめようとして、全然違うから私もっとがんばれ！！！ってしてたなんて

いやいや(笑)そっちじゃないよ～って。

それでこのタイミングで身体からメッセージが来たんでしょうかね。

それから、なんでも言葉の悪い方の意味を受け取ってしまってたなぁと気が付きました。

ふわ～っとしているって言葉、

私にとっては柔らかくておおらかの裏の、

「しっかりしてない、厚かましい」

を受け取ってしまっていました。

(良い意味で言ってくれていたとしても)

しかしKikiさんは、

物事にある陰と陽、光と影、その陽の方を選び取る強さが自己肯定感ってことじゃないのかな、と。

その陽の面（柔らかくておだやか）を、選び取り認めることが私に必要な変化なんじゃないかなとおっしゃってくれました。

またこの話に、いず美さんは

「陰陽は対だから、良い部分として出るときも、悪い部分として出るときもある。陰を見ないようにしてしんどくなってる人もたくさんいて、そこを見るととっても自分を理解することになるんだ」

と教えてくれました。

良い面も悪い面も知って、それを認めてあげることができたら、自分のこと大好きになりそうですよね。

自分の気付きを、身体からのメッセージに対して理解したことを、

声に出して語り掛けるように子宮のマッサージを続けました。

『わたしが幸せと感じる方を選び取っていいんだよ。できるよ』

ってな感じで。

もうこれは絶対大丈夫、出血は止まるという確信をもっていました。

一週間後に、幸奈ちゃんと幸代さんにワークをお願いしていた日がきました。

3人でランチをしてたくさんおしゃべりし、足裏を整えるワークと子宮のマッサージをしてもらいました。

お二人といる時間はとてもあったかくて楽しくて、なんて言い表したらいいのか分からないんですけど、とにかく感謝の気持ちでいっぱいなんです。

わたしゃ幸せ者だよぉって感じです。

次の日出血はなくなりました。

まだ貧血気味で、体調万全！ではありませんでしたが、ひとまずもう大丈夫だ！って。

今回支えてくださった人たちに報告しました。

今回の気付きは、言葉にするととても単純なことのような、

誰もが言っていることのように思えるかもしれませんが、

私の幸せと感じることを選び取ろうと決めることで、

日常でもわたしってどんなことに幸せ～って感じるんやろうと意識するようになり、

それは私という人間を知ることに繋がり、

これが私なんやーって認められるようになってきたと思います。

すると、あの人はあの人の価値観で生きていて、私を同じ価値観に並べる必要はないんや！ってことがしっくりくる様になってきました。

いず美さんは、本当にみんながそうなれば、誰もが自分の生き方を安心してできる世界でいられるねと仰られました。

こういう時いつも思っていたことがあります。

もっと早く気付いてたら、なんなら初めから分かってたらこんな回り道みたいな事しなくて済むのに、わたしってめんどくさーいって。

でもわたしが誰かの話とか、歌とか聞いて、何かに気付いたり、変化する勇気になったりする様に、

わたしが超えてきたものが誰かのそれになるかもしれないなら、ありだなぁと、ていうかむしろそれ嬉しいかもとすら思うようになりました。

次回はエピローグ的なsomething

自分の身体の声に向き合ったらその４