こんばんは😃🌃


先日、湊かなえさんの

「告白」

を今さらながら読みました。


ずいぶん前に発行されたものですし

映画にもなっていましたが

わたしは原作も映画も見たことがなく

今回初めて読みました。


爽やかな気分になる小説ではありませんが

とても興味深かったです。


意外な真相にページをめくる手が止まらず

あっという間に読み終えてしまいました。




内容について少しだけ…。


通常、物語というのは主人公がいて

その周りで起きる出来事を

主人公本人であったり、他の人であったり、

一定の目線で描かれていくのがほとんどかと思います。


ところがこの「告白」は、各章ごとに語り手が

変わります。


最初の語り手は

事件で子供を失った女性教師、

次の語り手は

事件とは関与していない生徒、

次は

事件に関与した生徒の母、

次は

事件関係者

そして…


こんな感じで物語がすすんでいきます。

最初の語り手からは、わからなかったことを

次の語り手から知る事ができます。

読みすすめていくと

それぞれの語り手から知らされる真相…。

ゾクッとする思いがけないミステリーでした。



わたしが興味深く感じたのは

ひとつの事件を目の当たりにして

それぞれの語り手(登場人物)によって

見え方や重要視していることが

大きく違うということです。



実際の日常生活もこのようなことばかりだと思いました。


例えば、

あるお店について

華やかな店という人もいれば

鬱陶しい店という人もいるでしょう。


どちらもその人からみた本当の事なのに

違う店のようです。



すべての人の思う事は理解できなくても、

みんな目線が違うので

見え方はそれぞれであるということを

意識していたいものです。


そして見えていない中に真相があり、

それこそがミステリーなのかも…




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