気になった本(2017.2.18) | ナラんちゅレインボーパパのゴーリキ招来!

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遅まきながら奈良に住んでいることに感謝のオッチャンです。神社仏閣をメインにお出かけしています。
下手の横好きを地で行くデジカメ画像メインの、お出かけ日記です。

 
「コロボックル ぬりえ」
お気に入りの児童文学「コロボックル物語」シリーズを飾った、村上勉さんの絵(本文中の挿絵が使われているかは分かりませんが)が、大人の塗り絵になります。
中1の時に文庫版で出会って以来のお気に入り、コロボックル物語。お話は勿論、細密な挿絵もお気に入りの魅力の一つでした。その塗り絵版。どんな絵が塗り絵になるのか、たのしみです。
 
そして、表紙画像が表示されてからご紹介しようかと思っていたのですが
 
「児童文学作家の佐藤さとるさんが死去「コロボックル」シリーズ」( → こちら
という悲しいニュースが昨日の夕刊に載っていたので… ちょっと早めにご紹介しました。
 
 
1959年にコロボックル物語シリーズの第1作「だれも知らない小さな国」が(自費出版で)世に出し、
 
1983年に完結しました。この5部作の他に短編集1冊、番外編1冊、絵本3冊などを発表しました。
 
そして2015年、佐藤さんのご指名を受けた人気作家・有川浩さんが続編長篇を発表しました。
コロボックル物語特設ページ( → こちら
 
 
※     ※     ※
 
佐藤さとるさんは自伝的な作品を3作発表されています。
わんぱく天国 わんぱく天国
 
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佐藤さとるさんの戦前の少年時代の自伝的作品。1970年に発表されましたが、2016年に新装版が出ています。
 
戦後の青春時代を舞台にした自伝的小説。
 
 
時系列的には、「オウリィと呼ばれたころ」の続編的な自伝的小説。
 
「オウリィ~」と「コロボックルに~」は昨年末に読んだばかりでした。
 
 
その他にも数々の長篇・短編を発表され、旧作もちょくちょく新装版で出たりと作家としても現役で、近年もご高齢ながらもメディアに登場・紹介されていたのですが…

いちファンとしては佐藤さとるさんがお亡くなりになったのはとても残念です。佐藤さんをしのびつつ、自分のお宝の全集もまた読み返していこうと思いますし、有川さんのコロボックル作品の続編を楽しみにしたいと思います。そうそう、「ぬりえ」もね。