万城目学さんの『とっぴんぱらりの風太郎』2013年に単行本で発売された作品の文庫化です!
『とっぴんぱらりの風太郎』上 万城目 学 著(文春文庫)
・ページ数 480ページ
・ISBN 978-4-16-790689-4
・定価 本体720円+税
『とっぴんぱらりの風太郎』下 万城目 学 著(文春文庫)
・ページ数 416ページ
・ISBN 978-4-16-790690-0
・定価 本体690円+税
(表紙画像は文藝春秋HPより拝借)
あらすじは…
「天下は豊臣から徳川へ──。重なりあった不運の末に、あえなく伊賀を追い出され、京(みやこ)でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎(ぷうたろう)。その人生は、1個のひょうたんとの出会いを経て、奇妙な方向へと転がっていく。 やがて迫る、ふたたびの戦乱の気配。だましだまされ、 斬っては斬られ、燃えさかる天守閣を目指す風太郎の前に現れたものとは──。」(文藝春秋HP特設ページより → こちら)
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昨日乗った電車の中吊り広告で、文春文庫の広告があり、それで知りました。
奈良ファンには「鹿男~あおによし」でお馴染みの万城目 学さんの作品です。単行本も勿論チェックはしていたのですが、(自分的には)思わず怯むほどの分厚さ。文庫も2分冊になるほどです。
でも万城目作品であり、自分が忍者もの好きでもあるので、文庫になったら買おう読もうと思っていたのでした。で、もう発売されているのかな~と書店に寄ってみると、すでにドドンと山積みされていました。この時は買うつもりはなかったのですが、よく見ると数冊だけメッセージつきでビニールがけされていました。よく見てみると、限定の著者サイン本とあります。店員さんに聞いてみると、このパックされているものだけがサイン本とのこと。…思わず迷わず買っちゃいましたよ(笑)
後悔はありません。いずれ買うつもりだったしでも積ん読の標高が、また高くなったという焦りが…(笑)
以上2016.9.9投稿
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追記(2016.9.28)
読みごたえタップリでしたが、一気に読み切りました。「今日の1枚1473 : 春日大社」で、関連写真?とともに読後感もすこし書きました( → こちら)