■新赤版 1576
■体裁=新書判・並製・カバー・256頁
■定価(本体 800円 + 税)
■2015年12月18日
■ISBN978-4-00-431576-6 C0221
大化改新前夜,クーデターによる暗殺をきっかけに「滅亡」したとされる蘇我氏.仏教導入をすすめ,推古天皇の信頼も厚く,「大臣」として政権を支えた蘇我馬子を筆頭に,ヤマト王権の紛れもない中心であった一族は,なぜ歴史から姿を消したのか? その後の藤原氏の台頭までを視野に,氏族からみた列島社会の変化を描く
(岩波書店HPより → こちら)
発売時に書店の新刊コーナーで見つけていたのですが、岩波新書なので(自分には)難しかろうと、スルーしていました(^0^;)
そこへ、橿原考古学研究所附属博物館の秋の特別展が「蘇我氏を掘る」というタイトルなのを知って、予習(復習?)のつもりでエイヤッと読んでみました。
大学の講義調な本でした。「氏族からみた列島社会の変化を描く」ということが主眼でしたので、勉強にはなりました。
ですが、蘇我氏が霞んでしまうきらいがあって、ちょっと自分のノリとは違ったかな、という感じでした。
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次は、月刊大和路なららの最新号です。式年造替もいよいよ大詰めの春日大社の特集です。期せずして読書でも、蘇我氏から藤原氏になっちゃったなァ(^0^)
あ、若干カバンが軽い気がする(笑) ならら、薄いからね~。内容は濃いけど!