変更する場合もあるが概ね毎週金曜日、京成津田沼駅前の駅頭で朝のご挨拶をしている。本日は「習志野市議会議員 木村たかひろ 市政レポート №59 2014年8月号」を配布した。
八千代市桑橋にある旧計画地の丘を周辺から遠望
昨日、私も構成メンバーである四市複合事務組合議会が開かれ、八千代市桑橋に計画されていた第二斎場について当該計画地での建設中止という重大な意志決定がなされたが、その第一報を記載したレポートを以下に掲載する。
◆八千代市に計画の第二斎場が準絶滅危惧種の営巣で中止に
8月21日に四市複合事務組合(船橋市、習志野市、八千代市、鎌ヶ谷市で構成)議会の平成26年第二回定例会が開催され、平成25年度決算などが審議された。そのなかで、八千代市桑橋の計画地における第二斎場(第一斎場は船橋市馬込で稼働している馬込斎場)建設の中止にかかる議案が可決され、現計画地の中止の意思決定がなされた。
四市複合組合では、年々増加する火葬件数に対して、馬込斎場の暫定的な増設を計画している。しかし、それでも平成32年度に受け入れが限界に達するものと予測されるため、平成31年10月に第二斎場を供用開始できるよう、八千代市の計画地で環境影響評価や基本設計などの準備作業を進めていた。
旧計画地内の森にある小道
ところが、この計画地内において環境省が定めるレッドリストに該当する準絶滅危惧種の営巣が確認されたことから、事業の大幅な遅延が確定し進めることが極めて困難という判断に至った。
◆組合が習志野市に用地の検討を要請する予定
この議会では、緊急事態であるという認識のもと、四市複合事務組合から習志野市に対して、第二斎場用地の提供について検討してもらうよう早急に要請することを求める決議が発議され、可決された。
今後、組合から習志野市に対して新たな斎場用地の検討をしてほしい旨の要請が行われるものと思われるが、慎重に検討しなければいけないだろう。