漢國(かんごう)神社は、推古天皇の元年(593)、勅命により大神君白堤(おおみわのきみしらつつみ)が大物主命(おおものぬしのみこと)を、その後、養老元年(717)には藤原不比等公が大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を合祀。古くは春日率川坂岡社(かすがいさがわさかおかしゃ)と称す。本殿は三間社流造・桧皮葺で桃山時代の建造物で奈良県指定文化財。

境内には、室町時代のはじめに中国から渡来し、わが国に初めて饅頭(まんじゅう)を伝えた林浄因(りんじょういん)を祀る林神社があります。

饅頭2


「奈良饅頭」とは!

ふかふかと立ち昇る甑の湯気の中から取出す、あの旨そうな饅頭も大昔からあったものではなく、鎌倉時代禅僧達が中国から伝えた生活様式の一つである「点心」に始まるといいます。点心とは疲れた時お菓子を喰べる事で、おやつにあたります。

饅頭

といろいろ書きましたが来る4/19(日)の「饅頭(まんじゅう)まつり」には饅頭の振る舞いも行われるとの事ですので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

花小路からは徒歩5分ほどで到着いたします。

                                    花小路フロント