娘が壁を乗り越えられるように
娘が壁の向こう側の楽しい世界を見られるように
親として何とか背中を押してあげたい。
そんな気持ちで過ごした一週間でした。
でも、
登校した最後の日は、娘が門の前で「行きたくない」と泣き続けたんです。
一時間くらい。。
「大丈夫だよ」とか
「ママも中まで行くよ」とか
「少しだけ入ってみたら」とか
なんか
あれこれ声かけたけど
どれもきっと違ったと思います。
背中を押すって
こういう場合、どういう事なんだろう。
頭の中でそんな事がグルグル回っていました。
結局、私が出した結論は、
「そんなに行きたくないんだったら、行かなくていいんじゃない?帰ろう」
でした。
これ以上何を言っても
娘は門の中に足を踏み入れる事はないだろうと、感じたからです。
あの状況で背中を押すという事は
大泣きしている娘の手を引っ張って、
抵抗する娘を引きずって、
娘の訴えも無視して、
教室に連れて行くという事になってしまう。
それは違う。
それは嫌だ。
絶対にやりたくない。
そこが、私の中でのハッキリした境界線なのだと自分で分かりました。
それをしてしまった2年前の記憶が蘇ってきました。
あの時の後悔が蘇ってきて、もう二度と同じ過ちを繰り返したくないと強く感じました。
子どもの背中を押す事。
あの場面では…
子どもの気持ちを受け止める事なんだと、今の私は思います。
目の前の壁を「今」乗り越えさせることよりも、
壁に向かって行った勇気や、
思い通りに行かない悔しさや、
そこで発見できた自分の気持ちや、
そういう諸々の思いを受け止める事の方がきっと大切なんだと。
きっとそこで
ありのままの思いを受け止めてもらえたなら、
理解してもらえたと思えたなら、
その経験こそが
いつかまた
壁を登ってみようという勇気となり力となるのだと思います。
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