緊張のために学校に行けないだけでなく、
外に出ること、人に会うこともままならない。
人に見られるのが怖い。
それって息子だけでなく、
世の中の多くの人の不安や緊張の原因な気がする。
自分も含めて。
どうしてそんなに人の目が怖いか。
それは、人に嫌われたくないからなんだと思う。
息子が「普通」というものに拘るのも、
「普通」じゃないと「変なやつ」と思われて、人が自分から離れていってしまうと思うからなのだろう。
そして息子は
人一倍そんな経験を積み、
人一倍その悲しみを知っているのだと思う。
ありのままの自分でいたら、
みんなが自分から離れていってしまうかもしれない。
ありのままの自分でいてはいけない。
その思いは
どんなに人を緊張させるだろう。
学校に行ければ
息子の苦しみがなくなるわけではない。
私はそう思っている。
そんな薄っぺらい問題ではない。
息子の苦しみは
息子の生き方そのもので、
それは息子がこれまで生きてきた人生そのものなんだと思う。
どう向き合ったらいいのかなんて、
母親といえども分からない。
ただ
きっと
息子の生きてきた人生は、
少なからず私の生き方の影響を受けている。
そう考えた時、
もし今私にできることがあるとすれば、
やっぱりもう一度
自分の生きてきた人生を見つめ直すことなのかなと思う。
子どもの人生と向き合うということは、
自分の人生と向き合うということなんだ。
どこまでもどこまでも
掘り返されていく私の人生。
子育てって
ほんとにすごい作業なんだなぁ。
ものすごい痛みと苦しみを伴いながら、
楽な生き方へと導かれて行く。
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