春休み
Où va-t-on?
海を見に行こう
近場がいいよね
お金かからない方がいいよね
やっぱ南仏だよね
On y va.
TGVじゃないよ。
晴れ渡る空の下、鈍行でとことこ。
着いたのはLa ciotat。
小さな漁村。
でもそれだけじゃない。
このLa ciotatの駅はリュミエール兄弟が世界で初めて映画を撮った駅。
「Arrival of a Train at La Ciotat
」
今はもちろん蒸気機関車は走っていません。
駅の自販機でジュースを買おうとしたら、
2ユーロ吸いこまれて返ってきませんでした。
毎度ながらさすがです。
バス停でひとりのおじさんに出会った。
すんごい親切なドイツ人。奥さんがここの人らしい。
すごく真面目で博学なおじさんは、バスの中でマシンガンのように私たちに話していた。
淀みなく文学のことや日本のこと、歴史について話す姿は、
とってもいきいきしていて、まるで少年のようだった。
腹ごしらえに入ったレストラン。
前菜にずっと食べてみたかったsoup de poissonsがあったので、わくわく。
着たはいいけど食べ方が分からない。
適当にやってたらayaちゃんが教えてくれた。
カリカリパンを浸して、チーズとアイオリマヨを上からかけて掬って食べる。
濃厚でちょっとしょっぱい魚のスープにチーズがよく合う。
不思議な料理だった。
メインはショウガ風味の鶏肉煮込みとタリアテッレ。
周りにはカレー粉がいっぱい。
ショウガ、おいしかった~!
夢中で食べました。
おなか一杯でどうしよう。
歩くしかない。
La ciotatの海はとっても透明度が高い。
海岸沿いを歩く。
人がいない。
コートダジュールとは違ってやっぱり少し風も冷たい。
でも南仏の日差しが暖かいから大丈夫。
ゆったり進む。
至る所にベンチがあって、
いつでも海を眺めながらのんびりできるようになっている。
すてき。
ちょっと座って休みましょうか。
座って海を眺めていたら、
今日は風が強いのか鳥たちが飛び立てずにただただ波に流されていた。
帰りのバス停がわからなくなっちゃったから歩いて駅まで行くことに。
さあ、歩きながら春を見つけよう。
貝殻あるかな。
なかなか大きな貝殻がありません。
日本みたいなアサリや蛤はいない模様。
たわわに実ったミモザ発見。
日差しがさんさん春の庭。
なんとなくキャンディ・キャンディに出てきそう。
あっ桜だ!
・・・と思いきや、これは桜じゃなくってアーモンドの花なんだって。
でも葉っぱを見るとこれが桜じゃないってすぐ分かる。
今年は千鳥が縁の桜が見られないことが残念。
その代わり、春の南仏をお届けしました。