何回かタイミングを逸してしまったが、先日の休みの日にやっと観ることができたのが、ヴィム・ヴェンダースの新作「PERFECTDAYS」。
最初は単館系の映画館で観ようかと思っていたが、別の街のシネコンで観た友人がそこの音がよかったと言うので、休日にちょっとだけ早めに出かける支度をし、諸々の用事を済ませて正午からの上映に間に合わせた。
平日の昼間だというのになぜかそれなり席が埋まっているのはさすが話題作といったところか。
わりと年齢層も幅広く、20代らしき人もいれば60代70代の方も多いようで、ヴィム・ヴェンダースの新作だからとか、役所広司がカンヌの男優賞取ったからとか、ルー・リードの曲が好きだからとか、理由はそれぞれだろうけど、想像以上の集客。
自分としてはあまり予備知識も持たずいたので最初は日本を舞台にした外国映画だと思っていたのだけど、日本映画を外国の監督で撮ったのだとわかった時に、今までありそうでなかったかもと目からウロコな状態。
俺が知らないだけで他にもあるのかもしれないが。
で、感想はというと、とてもよかった。
自分の悪い癖で、感動すると大袈裟に言ってしまうところがあるので、その辺も少し意識しつつ、なるべく興奮を抑えて控えめに言ったとしても、もう一回観てもいいなと思う。