スカイレストニュー室戸(後編) | とある営業マンのブログ

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さて、前前回の続きです。








このスカイレストニュー室戸には階段が3つある。



その全てが螺旋階段。



バリアフリーとかいう言葉は無かった時代。



非常に“人に優しくない”造りになっている。








階段を一歩上がるたびに自らの足音と、破片を踏んで砕ける乾いた音が響く。



屋上に到着。








この廃墟の一番特徴的な部分。 



螺旋階段の出入口になっている。



ロボットのようなハニワのような。








このロケット砲でも発射しそうな突起物は何?



通気口?飾り?



今さらながら、中を覗いておけば良かったと後悔....








室戸岬方面。








徳島方面。








しっかし、本当に奇抜な造り。



コンセプトは何だったのだろう。








螺旋階段を降りる。








目を引く残留物①ボイラー








目を引く残留物②棚と器








室内に貯まった水には藻が大繁殖。








廃墟というか遺跡みたいだ。








残留物③消火器








室内から木が生えてきている。








残留物④フジカラー








残留物はそこそこあるんだけど、果たしてその当時のものか、後から不法投棄されたものなのか不明なモノもある。









残留物⑤謎のゲーム機













ユニバーサルタイム80というメーカーらしいので調べてみた。




ゲーム機やパチンコ台を造ってたようだが、これに該当しそうな機械は見当たらなかった。




(接触不良に気をつけてね)と、最後になって口語調なのは何でだろう。








最後に正面玄関あたりを探索。




フロントの後ろに、








うわ!!!(凍りつく)




な、なんだよ....脅かすなよ、、、




右足の接続部分が上に見えてなかったら、マネキンだと一瞬判別つかないぞ。




だから逆向きにしておこう笑




フロントのバックヤードには、








予約帳なるものがあった。








記入してある用紙は見当たらなかったが、土にまみれて散乱していた。




部屋の名前がレトロで好きだ。








そろそろ出よう。長男が車で待ってる。




ビビって付いて来なかった笑








でも見所は螺旋階段と屋上だけだったな。








それと、この外観かな。








室戸岬という過酷な環境で建ち続ける。



ただ遠からずの将来、倒壊の恐れは否めない。



建物を支えている鉄筋の腐食は激しい。



不死鳥という、わたしが抱いていたイメージとは全然違っていた。



落城寸前の要塞だ。



コンクリートだけで、かろうじて今を耐えているような雰囲気があった。



これにて四国旅、最大の目的を達成。








ヤバい時間がない。



まだ行きたい場所があるんだ。

















※※追記※※
実は1Fの螺旋階段に続く扉が、3つあるうち1つだけ閉まっていた。
2Fから降りたら行けたのだが、造りは同じだろうと思って行かなかった。
全ての部屋を見たつもりだった。
だが帰宅し他の方の書いたブログを読んで、過去と今回の探索との違いを楽しんでいたところ、地下室があるとの記事があった。
あの扉の向こう側にあったんだろうか..。
悔やんでも悔やみきれない。