伝説!!ナカヤマREDIO

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ほぼ趣味に偏った内容です。
ゲームばっかりだろうな

Amebaでブログを始めよう!

久しぶりの更新

 

特にかくこともないのですが、久しぶり自分のブログを見てみて

懐かしいやらなんやら、

高校から初めてもう10年近くになるのかもしれません。

 

昨今はいろいろなsnsサービスが隆盛し

ブログも第一線ではなく補助的な役割になりつつあります。

過去の個人ホームページがそうであったように

さまざまにネット上の役割は変わっていくのを見ると

情報伝達の重要性はかほどのものかと思わざるを得ません。

やはり多くの人に見てもらうといった趣旨の題目が増え

雑音が昔よりも多くなった気が?

単純にユーザーの数がちがうのもあるとおもいますが、

だからこそいま一度リテラシーを再認識すべきと考えます。

 

メディアを一概に信用しないのもいいですが、

だからといってネットに流布された情報を鵜呑みにするのは

非常に危険です。

まずは情報を吟味した上で確からしさを分析すべきだと考えます。

古いインターネッターとしてはそこらへんの倫理的な部分を

もっと高めていく必要があるように感じます。

でなければ不自由になるのは私達自身となりますので

 

といってところでまた、いずれ更新いたします。

 

それでは、さようなら

久しぶりどころか最早何年振りともなろうブログ更新です。

 

塩野七生先生の本と村上春樹で暮らしている今日

 

先日発売されたギリシア人の物語 Ⅲが最後のエッセイとのことで

 

ひどく悲しい限りです。

 

(まぁ、お年なんでそろそろかとは思ったけれど)

 

そんなかんなで、一週間近く会社帰りに読んでました。

 

風呂で読む塩野先生の作品ほどゆったりできる時間はないですね。

 

ギリシア人が自身の生き方として考えていた民主主義が

 

あろうにもその主義に飲まれてしまい、最終的には衰退していくという

 

アテネの衰退と貿易網の崩壊がいかにギリシア世界から繁栄を奪うかは

 

最後までスパルタはわからなかったんでしょう

 

人は見たいと思う現実しか見ないとカエサルも言っていたように

 

問題を直視せず、伝統や流儀なので既得権益にすがりすぎるのは

 

結局として己のみを滅ぼすことになるのだと

 

いつの時代も同じなんだなぁとしみじみ

 

それが人ってもんなのかな?

 

とにかく、塩野先生の新作も大変面白く読めたので

 

今度は中世地中海の歴史でも紐解こうかと思ってます。

 

最近は応仁の乱あたりの日本史も気になるので

 

歴史探求はまだまだ尽きませんね~

 

 

 

 

昨今、古代ローマ帝国の関心が高まり、

テルマエ・ロマエなど面白い作品が評価され (ちょっと古いかな?)

また古代ローマの洗練された国民性も評されることに

一個人としても古代ローマが注目されることに嬉しく思います。

共和制末期のカエサルの時代や五賢帝時代がよく取扱われる中

王政ローマについてはほとんど触れられていない気がします。

というのも、それがあまり信憑性のない神話に近い話だから

ということもありますが、ひとつローマ人のスピリットに

準ずる話であると思うので今回、その王政ローマ時代の

お歴々を紹介したいと思います。


1代目:ロムルス
王政ローマの始まりとはつまりローマの始まりでもあります。

建国の父であるロムルスは双子の弟であるレムスと共に川に流され

幼少期は狼に育てられたとされています。(ここらは神話の要素が強いです)

その後羊飼いの家に引き取られ育ちますが

素行が良くなくいわゆる不良として頭角を表します。

二人は自分自身の国を建てることを思い、

現在のローマ(7つの丘)に3000人の野郎達とともに移住します。

その際に兄弟げんかで弟のレムスを決闘で殺害しました。

その後、野郎の集団だったために女がいないので近隣のサビーニ族を

うまいこと騙し女を強奪します。(これをサビーニの女たちの略奪といいます。)

roms


何回かの戦闘の後、この戦争を哀れんだ強奪された女達により

サビーニ族の王タティウスはしかたなしに和平します。

ロムルスはこのタティウスと共同統治を行い、
(しかし戦闘ですぐに死亡)

ローマの人口増大にもつながりました。

その後落雷に打たれたロムルスは突如姿を消し、

ローマ人はロムルスは神になったとしました。

ロムルスの実績としては、

王と元老院、そして市民集会を組織し王の任命を市民集会と元老院に委ねた点

百人隊を編成した点(不明瞭)

があげられます。

ちなみに西ローマ帝国最後の皇帝の名もロムルスと名乗っていました。



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個人的なロムルス像は粗暴でいながらリーダーとしての資質のある人間というイメージですが

神話色の強いロムルスにはどこかしら後代のローマにも通ずる権威というイメージもあります。

王政ローマは物語的なのでそれを扱ったリヴィウスのローマ建国史なども面白いかと思います。