今日朝……
「にじいろジーン」見てて勝手に自己満足していたら……
押切さんも返してくれたワケなんですが……
「髪色がとてもキレイですね^_^」
と沢山お声がけ頂いて……
恐縮な部分と共に……
「どうしてそうなるの??」
と言われる事も多いので……
自分のカラーについて思う事を書いてみたいと思います。
小難しい事も入るので興味のない方はスルーでお願いしますm(_ _)m www
基本「ヘアカラー」というものは「生き物」であるとの論理を持っているという事は常々言っているワケなんですが……
基本的に「綺麗なカラー」というやつは……
「一度で作ろうとすると失敗する」
と思っています。
なんでもそうなんですけども……
その人にはその人の髪の……
「質、状態」
というものがあり……
そこと……
その人と私の理想の仕上がり。
というものを……
「擦り合わせてできる」
ものであります。
私の考え方で1番大事にしているのは……
「元々持っている髪色からどういう風な変遷を辿って目標の髪色にするか?」
です。
なので、「カラー剤の混ぜ方」云々よりも……
「元々ある色(アンダートーン)」
と……
「プロセス(希望する色に向かっていく方法)」
を最も重視しています。
なので……
来た時には……
「今どんな髪の状態?色の落ち具合?残り具合?期間、ダメージ。etc……」
などを総合的に判断してカラーを進めます。
基本的に……
「アンダートーンに対して無理をさせなければ綺麗でダメージのないカラーに仕上がる」
のです。
基本的にめちゃくちゃ痛んだり、色が濁ったり、退色が速かったりするのは……
「髪に無理をさせている」
もしくは……
「アンダトーンを無視したヘアカラーを行っている」
からだと考えています。
絶対に失敗しないヘアカラーというやつは……
「アンダトーンや髪の状態に対して限界の壁を超えない事」
「アンダートーンを完全に整えるまでの時間と期間をお客様にもらう」
という事です。
そこには絶対的に必要なのは……
「信頼感」
というやつですね。
大体、美容室にいくと……
「この色にしたい。」
というオーダーから入ると思うのですが……
基本的に……
「コンディション、アンダートーン」
の状態が整っていない事がほとんどです。
が、しかし……
「一度で結果を出し切らなければやはり満足には至らず、髪に無理をさせてしまい後々髪の状態を壊す事がほとんどです。」
そして、満足いかない為にまた別のサロンに行き、また同じ事を繰り返し……
結果、「カラーの仕上がりに悩む」という現象が多い様に思います。
私の所にいらっしゃる方にも多く見られます。
一度で作りきる事が難しく、何度か補正を繰り返し、やっと「ここで決めれるか?!」
と、思った時には……
「別のカラーがやりたくなり、コンディションを壊してしまう」
その時の私の心の中……
(´-`).。oO(マジかー。。。後一発でもっていけたのに……ヽ(;▽;)ノ)
なんて心の中で泣いていたりします。
恐らく多数の美容師さんが経験ある事でしょう。
すなわち………
「綺麗でツヤツヤでダメージを感じないヘアカラーにするには」
「同じ人の手が入った継続的なヘアカラー」
「適切な期間で染め直し、状態を整える事が必要」
な、ワケであります。
ちなみに……
押切さんの場合。
「7年間」
染めさせて頂いておりますが……
「7年」も染めていると染まり方というやつが手に取る様に分かります。
どこの箇所がどういう風に色が出て、どういう風に落ちていくのか……
持っている色の状態も完全に作り上げている為、どんなカラー剤をどんなプロセスで塗ろうが綺麗に染まります。
もちろんダメージ感は感じません。
それくらい「キャリア」というものに左右されるものなんですね。ヘアカラーというやつは………
もちろん「本人の希望」というものがあり……
それを「ダメージやムラの原因になる絶対領域を超えない様にしながらコントロール」する。
ワケです。
では、お客様側として……
「カラーが綺麗にならない~ヽ(;▽;)ノ」
と嘆いている方はどうしたら成功するのか……??
「まずアドバイスを聞き入れる。そこの判定を美容師に任し、信頼し、時間と期間を与える事」
にあると思います。
上の記述の通り……
「カラーに悩んでる方は髪の状態を壊して来店する事がほとんど」です。
「一度で結果を求めようとすると……」
美容師も「一度で結果を出さなければならない」
と考え、また更に時間や、料金的な負担、コンディションを壊す結果になる可能性が高いと思います。
「信頼し、時間をかけてアンダートーンや状態を改善していく」
と……
「キレイでツヤツヤな髪色にいつしか変わっている」
事が多いのではないでしょうか??
結果論、難しく言いましたがバランスですね^_^
コロコロとサロンを変えてしまうとならない。
ってケースが多いってことです。^_^
この辺は補足というか余談ですが……
マンネリや、長く通うと施術されていて……
「飽きたり」
「あれこれは手抜き」
なのでは???
と思う事もあったり、雑に感じたりする事もあってサロンを変える方も多い様に思いますが……
自分の場合ですと……
カラープロセスにおいても……
適切な状態を作る為のプロセス。
というものもあり……
当然……
やり方も変わります。
この様に……
塗り方を分けたり……
一発で塗ったり……
やり方は様々なわけですが……
どちらかというと、色んな事を考えながらやっていて……
私のカラーポリシーは……
「速い!安い!クオリティ高い!」
がモットーであるので……
当然スピード感のある仕事をしているわけなんですが……
果たして……
「塗り方を分けたら丁寧なんだろうか?」
「一発で塗っていったら雑なんだろうか?」
この辺の価値観や思惑も色んなケースがあります。
なんでもかんでも「塗り分ける」というやり方は一見丁寧に見えたり……
言い方からすれば「ダメージがないカラー剤を塗り分ける事」によって……
「髪にいいもんだ。」
と思いがちですが………
果たしてそうなのでしょうか?
上の方の記述でもある様に……
「カラーは生き物です。」
ダメージのないカラー剤を塗る。
これはパフォーマンスや聞こえ方としては最高です。
が、しかし、マイナスに転じる事もあります。
「濁りの原因になったり、発色の妨げになったり……」
という所ですね。
すなわち、その工程をずっとやっていると……
「色の選択によっては失敗するケースもある」
という事です。
なので私の場合……
一発で薬剤を全部に使う。
という工程ももちろんあるわけなんですが……
例えばこれが忙しい環境化の中で行われたら……
「雑にやられた。手を抜かれた。」
と思われガチですが……
そうではありません。
残っている色素を分析したり……
今までの使ってきたカラー剤の落ち具合の様子。
その方が求める希望色と期間。
コンディション。
様々な事を考えた上での判定でこの工程を行っている。
という風に解釈してもらえれば幸いです。
時には……
今まで溜まっていた色素を……
「落とす」
という作業も必要になる瞬間があるわけです。
なんでもかんでも塗り分けるとよい。
とか……
スピーディに一発でいくと雑だとか……
もしやそういう風にお考えの方がいらっしゃったらその思想は大変危険です。
より、カラーに失敗してしまうリスクを高めてしまいます。
カラー技法に正解などなく。
結果美しくある事が目的でありますから………
今まで通っていたサロンの論理、やり方。
それはそこの考え方。
また違ったやり方に出くわした時にもそこに違和感は覚えず……
そういったやり方も存在するものなんだ。
とお考えになった方がより成功しやすいでしょう。
以前書いた事もありますが……
「色の似合わせ方」
に関しても同じ事が言えます。
持っている色、状態、質。
色んなものを見抜き、それをダメージなくコントロールする。
それにはやはりバイオリズムが存在し、力のいれどころ抜きどころ作ったりしながら……
おまけにカラーされている方の心もコントロールする。
これがすなわち美しいヘアカラーを作る極意なのかな?って思っています。
最後にもう一度。
「美しいヘアカラー=キャリアと絶対領域」
です。
美容師さんも色々な事を考えながら技術を行っています。
是非担当されている美容師さんを信頼し、そして素敵なヘアカラーになりますよう………
ささ……
参考になったかはわかりませんが……
自分なりの見解ですね。
こんな感じも良かったらご参考あれ~☆\(^o^)/
高まる~☆\(^o^)/
iPhoneからの投稿
「にじいろジーン」見てて勝手に自己満足していたら……
押切さんも返してくれたワケなんですが……
「髪色がとてもキレイですね^_^」
と沢山お声がけ頂いて……
恐縮な部分と共に……
「どうしてそうなるの??」
と言われる事も多いので……
自分のカラーについて思う事を書いてみたいと思います。
小難しい事も入るので興味のない方はスルーでお願いしますm(_ _)m www
基本「ヘアカラー」というものは「生き物」であるとの論理を持っているという事は常々言っているワケなんですが……
基本的に「綺麗なカラー」というやつは……
「一度で作ろうとすると失敗する」
と思っています。
なんでもそうなんですけども……
その人にはその人の髪の……
「質、状態」
というものがあり……
そこと……
その人と私の理想の仕上がり。
というものを……
「擦り合わせてできる」
ものであります。
私の考え方で1番大事にしているのは……
「元々持っている髪色からどういう風な変遷を辿って目標の髪色にするか?」
です。
なので、「カラー剤の混ぜ方」云々よりも……
「元々ある色(アンダートーン)」
と……
「プロセス(希望する色に向かっていく方法)」
を最も重視しています。
なので……
来た時には……
「今どんな髪の状態?色の落ち具合?残り具合?期間、ダメージ。etc……」
などを総合的に判断してカラーを進めます。
基本的に……
「アンダートーンに対して無理をさせなければ綺麗でダメージのないカラーに仕上がる」
のです。
基本的にめちゃくちゃ痛んだり、色が濁ったり、退色が速かったりするのは……
「髪に無理をさせている」
もしくは……
「アンダトーンを無視したヘアカラーを行っている」
からだと考えています。
絶対に失敗しないヘアカラーというやつは……
「アンダトーンや髪の状態に対して限界の壁を超えない事」
「アンダートーンを完全に整えるまでの時間と期間をお客様にもらう」
という事です。
そこには絶対的に必要なのは……
「信頼感」
というやつですね。
大体、美容室にいくと……
「この色にしたい。」
というオーダーから入ると思うのですが……
基本的に……
「コンディション、アンダートーン」
の状態が整っていない事がほとんどです。
が、しかし……
「一度で結果を出し切らなければやはり満足には至らず、髪に無理をさせてしまい後々髪の状態を壊す事がほとんどです。」
そして、満足いかない為にまた別のサロンに行き、また同じ事を繰り返し……
結果、「カラーの仕上がりに悩む」という現象が多い様に思います。
私の所にいらっしゃる方にも多く見られます。
一度で作りきる事が難しく、何度か補正を繰り返し、やっと「ここで決めれるか?!」
と、思った時には……
「別のカラーがやりたくなり、コンディションを壊してしまう」
その時の私の心の中……
(´-`).。oO(マジかー。。。後一発でもっていけたのに……ヽ(;▽;)ノ)
なんて心の中で泣いていたりします。
恐らく多数の美容師さんが経験ある事でしょう。
すなわち………
「綺麗でツヤツヤでダメージを感じないヘアカラーにするには」
「同じ人の手が入った継続的なヘアカラー」
「適切な期間で染め直し、状態を整える事が必要」
な、ワケであります。
ちなみに……
押切さんの場合。
「7年間」
染めさせて頂いておりますが……
「7年」も染めていると染まり方というやつが手に取る様に分かります。
どこの箇所がどういう風に色が出て、どういう風に落ちていくのか……
持っている色の状態も完全に作り上げている為、どんなカラー剤をどんなプロセスで塗ろうが綺麗に染まります。
もちろんダメージ感は感じません。
それくらい「キャリア」というものに左右されるものなんですね。ヘアカラーというやつは………
もちろん「本人の希望」というものがあり……
それを「ダメージやムラの原因になる絶対領域を超えない様にしながらコントロール」する。
ワケです。
では、お客様側として……
「カラーが綺麗にならない~ヽ(;▽;)ノ」
と嘆いている方はどうしたら成功するのか……??
「まずアドバイスを聞き入れる。そこの判定を美容師に任し、信頼し、時間と期間を与える事」
にあると思います。
上の記述の通り……
「カラーに悩んでる方は髪の状態を壊して来店する事がほとんど」です。
「一度で結果を求めようとすると……」
美容師も「一度で結果を出さなければならない」
と考え、また更に時間や、料金的な負担、コンディションを壊す結果になる可能性が高いと思います。
「信頼し、時間をかけてアンダートーンや状態を改善していく」
と……
「キレイでツヤツヤな髪色にいつしか変わっている」
事が多いのではないでしょうか??
結果論、難しく言いましたがバランスですね^_^
コロコロとサロンを変えてしまうとならない。
ってケースが多いってことです。^_^
この辺は補足というか余談ですが……
マンネリや、長く通うと施術されていて……
「飽きたり」
「あれこれは手抜き」
なのでは???
と思う事もあったり、雑に感じたりする事もあってサロンを変える方も多い様に思いますが……
自分の場合ですと……
カラープロセスにおいても……
適切な状態を作る為のプロセス。
というものもあり……
当然……
やり方も変わります。
この様に……
塗り方を分けたり……
一発で塗ったり……
やり方は様々なわけですが……
どちらかというと、色んな事を考えながらやっていて……
私のカラーポリシーは……
「速い!安い!クオリティ高い!」
がモットーであるので……
当然スピード感のある仕事をしているわけなんですが……
果たして……
「塗り方を分けたら丁寧なんだろうか?」
「一発で塗っていったら雑なんだろうか?」
この辺の価値観や思惑も色んなケースがあります。
なんでもかんでも「塗り分ける」というやり方は一見丁寧に見えたり……
言い方からすれば「ダメージがないカラー剤を塗り分ける事」によって……
「髪にいいもんだ。」
と思いがちですが………
果たしてそうなのでしょうか?
上の方の記述でもある様に……
「カラーは生き物です。」
ダメージのないカラー剤を塗る。
これはパフォーマンスや聞こえ方としては最高です。
が、しかし、マイナスに転じる事もあります。
「濁りの原因になったり、発色の妨げになったり……」
という所ですね。
すなわち、その工程をずっとやっていると……
「色の選択によっては失敗するケースもある」
という事です。
なので私の場合……
一発で薬剤を全部に使う。
という工程ももちろんあるわけなんですが……
例えばこれが忙しい環境化の中で行われたら……
「雑にやられた。手を抜かれた。」
と思われガチですが……
そうではありません。
残っている色素を分析したり……
今までの使ってきたカラー剤の落ち具合の様子。
その方が求める希望色と期間。
コンディション。
様々な事を考えた上での判定でこの工程を行っている。
という風に解釈してもらえれば幸いです。
時には……
今まで溜まっていた色素を……
「落とす」
という作業も必要になる瞬間があるわけです。
なんでもかんでも塗り分けるとよい。
とか……
スピーディに一発でいくと雑だとか……
もしやそういう風にお考えの方がいらっしゃったらその思想は大変危険です。
より、カラーに失敗してしまうリスクを高めてしまいます。
カラー技法に正解などなく。
結果美しくある事が目的でありますから………
今まで通っていたサロンの論理、やり方。
それはそこの考え方。
また違ったやり方に出くわした時にもそこに違和感は覚えず……
そういったやり方も存在するものなんだ。
とお考えになった方がより成功しやすいでしょう。
以前書いた事もありますが……
「色の似合わせ方」
に関しても同じ事が言えます。
持っている色、状態、質。
色んなものを見抜き、それをダメージなくコントロールする。
それにはやはりバイオリズムが存在し、力のいれどころ抜きどころ作ったりしながら……
おまけにカラーされている方の心もコントロールする。
これがすなわち美しいヘアカラーを作る極意なのかな?って思っています。
最後にもう一度。
「美しいヘアカラー=キャリアと絶対領域」
です。
美容師さんも色々な事を考えながら技術を行っています。
是非担当されている美容師さんを信頼し、そして素敵なヘアカラーになりますよう………
ささ……
参考になったかはわかりませんが……
自分なりの見解ですね。
こんな感じも良かったらご参考あれ~☆\(^o^)/
高まる~☆\(^o^)/
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