『人事を尽くして天命を待つ』
この言葉は、自分にとっての座右の銘のような存在です。
なぜ、この言葉がそれほど自分にとって重要かというと、それは今までのサッカーでの生活で痛感してきたからです。
例えば、負けた試合。
あの時、決めていたら!こうしていれば!
など、「たられば」が口から出ていました。
それは、自分のプレーや口からに関わらず、どの場面でも他人から聞いたことがあると思います。
それに対しその時は、便乗や同情をし「たられば」を言っていました。
でも、それはいつしか他から聞くたびに
「かっこ悪いな」と思うようになったのです。
練習に100%で取り組まないことや、道具にしては大事にできないこともそうですし、
上を目指しているのであれば、食事やオフの時間の使い方など当たり前のやるべきことも色々とあると思います。
それすらせず、「たられば」を言っていては、
そりゃ最後のところで「運」はついてこないと思い始めたのです。
試合とは、勝つか負けるか
大げさに言えば、生き残るか死ぬか だと思います。
どちらに転ぶかわからない状況の中で、少しでも「運」を手繰り寄せるには、、
人事を尽くして天命を待つ
ということに僕はいきつきました。
試合に負けた時、運が味方をしてくれないことも全然あります。
でも、それまでの過程で人事を尽くす。いわゆる
やれることは全てやったという過程があれば後悔しないと思うのです。
日々の練習から目の前の試合に向け、人事を尽くすことが
勝利を少しでも呼び込めると信じ、
今週の決勝戦に挑みたいと思います。