西村直人の「ブーツを履いて絶叫を」

西村直人の「ブーツを履いて絶叫を」

坂本英三氏一番弟子
平成ハンサムマン
ヘヴィメタルバンド Fury of Fear ボーカル
殺陣団体 剣舞会EDGE-志伝流-
派生ユニット 黒母衣
Fury of Fear ANTHEM研究支部 支部長

明日6月15日リリースのソロアルバム「BEST REGARDS 2024」を、私の師匠・坂本英三さんが送ってくれました。
英三さん、ありがとうございます!



見てください、このフライヤー
元祖ハンサムマンとして完璧なこの写真
こちらも師匠ご自身で手掛けられたそうですが、各収録曲の歌詞が一部抜粋されています。
いや、オシャレすぎます。。

さて、坂本英三さんといえば
1985年にヘヴィメタルボーカリストとしてメジャーデビュー
その後、ANIMETALやJAM Project等でアニソン分野の発展にも貢献
現在もソロ活動、EIZO Japan、練馬マッチョマン、UNCHAINED、EIZOxHIROYA、ルームメイツ等、過去の栄光に囚われることなく、唯一無二の存在感で日本のみならず海外でもご活躍されています。

そんな英三さんが6月15日にリリースされるソロアルバム「BEST REGARDS 2024」の魅力を、坂本英三一番弟子、私西村直人がご紹介します。




「BEST REGARDS 2024」
M-1. Sunkist Man

オープニングナンバーはこちら
音源化されたのは初めての楽曲。
初めて聴いたのは渋谷Sweeet Rockでのアコギ伴奏。
その時の印象としては疾走感のあるイケイケの曲になる想像をしていましたが、今回の音源ではとてもタメの効いたミドルテンポに英三さんのハイテンションかつ哀愁のある歌声が映えています。
コロナ禍で時代が止まった時に生まれた曲ですが、英三さんの「おれは止まらない」という常に前を向くマインドを感じます。
歩きながら聴くと、ちょうどこの曲のテンポに足が進むので、出勤前など一日を始めるのにおすすめです。

M-2. Sweet Romancer

現在もEIZOxHIROYAで最初に演奏される楽曲です。
10年前のアルバム「Heavenly Days」にも収録されていました。
盟友福田洋也さんとの演奏では、繊細さが引き立つゆったりとしたテンポで、アコースティックの色気が前面に出ていますが、バンドアンサンブルでは特に裏拍のリズムで自然と身体が乗ります。
サビの「Love」の直後の2拍目で毎度クラッシュが入るのですが、生で聴く時はアコースティックであってもこちらで勝手に上ハモ歌いながらエアドラム叩いてます。笑

M-3. 刀槍

こちらも「Heavenly Days」からの楽曲。
和物業界にも携わる身としてはパッと目を持っていかれるタイトルですね。笑
言葉の韻を踏んでいるのが象徴的な曲ですが、歌詞の内容としては、壁にぶつかりまくる現実でも前に進んでいこうという力強さがあります。
ただただ哀愁に走るわけではなく、短めのサビにメジャーコードというのがまた楽しいです。
数ある英三さんのレパートリーの中でも、どちらかというとギターを弾く側面の強い曲のような気がします。

M-4. Living Dead Lovers

Sweet Miracle時代にライブでよく聴いていた楽曲です。
かなり退廃感のある歌詞に、苦くそれでいてまろやかなサウンド。
個人的には英三さんの真骨頂だと思うのですが、ヒステリックな哀しみに裏打ちされた優しい歌声がまた、、、グッときます。
矛盾が混在する人間の愛憎に浸りたい時に聴くと、昼ドラチックな溺れ方ができますね。
この曲は今度殺陣の演舞で使わせていただくことが決定しました。笑

M-5. Shout! Smile! Shine!

私が初めて購入した英三さんのソロアルバムは2011年の「Golden Hits」で、収録されたこの曲を聴いた時にはあまりにテンションの高い内容に、悩みや鬱憤も吹き飛びました。笑
個人的には今作で最も聴き馴染んだ曲ですね。
冒頭の、メタルテンポでも陽気なリフがもうこの曲を表していると思います。
歌詞も素敵で、「今叫ぼうぜ、昭和の名言 踊らされるな、踊るんだ」とはまさしくショーマンシップそのもの。
英三さんご自身が体現されている、ポジティブ全開の「叫べ!笑え!そして輝け!」という部分は、理想のボーカリスト像として自分の胸に刻んでいます。
初めて聴いたあの時のように、「氷河を駆ける練馬の龍馬」のように、私も誰かの負のエネルギーを吹き飛ばせる風になりたい。なります。

M-6. 赤い山脈

ライブでもお馴染みの曲ですね。
渋いナンバーで、人生という山登りの苦労が描かれています。苦しい時期でも前を向き続けることの厳しさを感じます。どれだけぶちのめされても、歯を食いしばり生き様を貫いて進む執念すら覚える歌詞です。
一歩一歩大地を力強く踏み締めるようなリズムに、気持ちを蹴り上げられます。
この曲を聴いていると、心がくすんだ時であっても、何事も人のせいにすることなく自分の責任と思っていかないと成長しないと戒められます。

M-7. 君だけのディスクジョッキー

昭和丸出しのタイトルですね。歌詞も、私より先輩の方々は特にきゅんきゅんな内容なのではないでしょうか。
あえて言葉数の多いフレーズなんかは歌っていて楽しそうです。
英三さんのボキャブラリーの幅広さが分かるアルバムでもありますが、この曲は他の曲とも一線を画すワードが散りばめられています。「かく語りき」なんてWWEのストーンコールドの決め台詞くらいしか見たことないです。笑
「僕らの青春って今はレトロらしい」
自分がそうなっても、英三さんのように煌めいていたいものです。西村直人かく語りきです。笑

M-8. 珈琲

全曲大好きなのですが、個人的にこのアルバムで一番好きです。
ライブで聴いても、「Oh baby...」と毎サビ終わりの「Ah どうにもこうにも〜」の英三さんが出す歌のリズムがいつもセクシーすぎます。
バンドサウンドになったのを聴くと、ど頭のフィルインからもう「待ってました!」という感覚です。笑
後ろ髪引かれまくりな男の失恋を、珈琲の苦味に重ねた内容の歌詞。
もうどうにもできないのに、スマートなふりして内心あがきまくりでどんどんかっこ悪くなっていってしまう感じ、嗚咽ものです。
何度聴いても入り込んでしまいますね(笑)まあ、私珈琲飲めないんですけどね。涙

M-9. 茜色

坂本英三フリークには説明不要の名曲。
坂本英三流、きゅんきゅん切な系ソングの権化。
「悲しいなんて思えるうちは、まだまだ幸せだよ」
この歌詞にたどり着くためにAメロから歌い始めるのが私の楽しみ方。
2017年にハンサムライブというのを開催した際に、アンコールセッションで英三さんとYama-Bさんと三人でこの曲を歌ったのは素敵な思い出。
「メタルハンサムマン」の頃よりバリエーションの増えた演奏と、20年の時を経ても色褪せない曲の魅力と、さらに懐の深まった英三さんの声が融合した4分12秒です。

M-10. Night Fire

「Heavenly Days」から3曲目。
ミドルテンポのロックナンバーで、ギタメロの上品なイントロは、まるでスーツの襟を正して緩んだ気を引き締めるようです。
最初Aメロの歌詞が掛け合いになっていたり、1番は英三さんが過去の自分と今の自分を照らし合わせて自問自答しているような内容で、「何もかも全て時代のせいなら、目に映る全て悪夢だろう」というのは、普段徹底的にとぼけまくる陽気な英三さんの中の、強靭なストイックさを示していると思いました。
英三さんは、大抵「おはよう」の二言目にはふざけまくっていらっしゃいますが(笑)、時として「良いものを作ろうと思ったら、自分を地獄につき落として当然でしょ?」ということをサラッと言ってのけます。根底にあるその精神が埋め込まれた曲になっています。
たぶんこういうことを言うと、「セルフパワハラだよな?笑」とご自身のことを笑い飛ばされるのではないでしょうか。笑

M-11. Crazy World

また個人的な思い出ですが、英三さんとは同郷でして、私の誕生日当日に故郷の兵庫県西宮市でライブをされた時があり、「良かったら出て歌いなよ」と言っていただき、この曲を選ばせていただきました。
「アコギハンサムマン」の時の重めなリズムでよく聴いていたので、比べると疾走感があります。
より優しい英三さんの歌声からトップノートの修羅場をくぐり抜けた声まで、一音余さずこの曲の芯を食った歌い回しです。世界観に沿った、後悔に溢れている声が素敵すぎます。
心が疎遠になってしまった男女の関係について、言い回しが非常に詩的な歌詞ですね。
ディープな内容に、英三さんも「『救い』がないよな」とおっしゃっていました。
相手が近くにいるのに遠く感じる描写がリアルで、別れた後の気持ちの整理をつけようとする表現には深い愛を感じて泣けます。
全曲そうなのですが、英三さんの言葉に脳を蕩けさせて聴いてほしいです。

M-12. 曖昧存在

アルバムのクロージングナンバーとなっているのがこの曲。
一発で覚えられるサビはアニソンの系譜もあり、英三さんのキレキレな声が映えてます。
自分の存在意義を問うけれど、それは心の奥底に答えがあるだろう?自分でわかってるんだろう?胸を張って正直に生きようぜ、という内容をロックに吠えています。
シンプルに「かっこいい」が貫かれていて、とにかくライブで早く聴きたい。笑


いかがでしたか?
あくまで私個人の感想ですので、英三さんが読んだら「そんなつもりじゃないんだけどなあ」という内容だったらどうしよう。笑
でも英三さんは優しいので許してくれるのではないでしょうか。笑
ちゃんと紹介できていたかは分かりませんが、少しでも聴いてみたいと思っていただけたら嬉しいです。

英三さんから、私のステージでどんどん歌ってと言っていただきました。
今後ソロステージが増やせそうなので、坂本英三の一番弟子、平成ハンサムマン・西村直人として、宣伝部気取っていきます!
ライブで気になっていただいた方には、物販に購入先のQRコードも用意しますね。

まだ英三さんの世界に触れたことのない方も、きっと楽しめるアルバムになっていると思います。
よくご存知の方は、私と一緒にCDが擦り切れるまで溺れましょう。笑



人生の第4コーナーはまだまだ終わらない
挑み続ける人生を歌とギターで綴る
坂本英三渾身のソロアルバム
「BEST REGARDS 2024」official web shop

各会場、ディスクユニオン、ディスクヘヴン、SA Musicでもお求めいただけます。

坂本英三各種SNS
X @EIZO_official
Instagram @eizosakamoto_sweetmiracle
HP


平成ハンサムマンとしてのライブが決まりましたので、告知を。
【西村直人 出演情報】

7/7
浅草鮪組主催
「七夕乃宴2024」
場所:上野Untitled
Open 13:30 Start 14:00
前売 3000 当日 3500

ご予約は、西村直人各種SNSへご連絡ください。

#七夕乃宴2024
#平成ハンサムマン
#西村直人



今日も見てくださりありがとうございました!

あなたに愛美叫陥な毎日を。

Stay Handsome



【本人伴奏】最後の恋/坂本英三

兵庫県西宮で師匠・坂本英三さんのライブにゲスト出演させていただきました。




坂本英三さんの10年前のアルバム「Heavenly Days」から「最後の恋」という曲をご本人の伴奏で。

この曲を歌わせていただいた数分間は、ジェットコースターのようにあっという間に過ぎ去っていきましたが、歌を振り返るとあの時の感覚が蘇ってきます。

1番は緊張感とともに走り出しました。
力みからか肝心なところの音が取れてないですね。笑

2番は慣れてきつつも曲の世界に入り込んでいく感覚でした。
普段歌いながらここまで曲に入ることはないのですが、不思議とのめり込むように歌が進んでいきました。
今までにない景色が見えた瞬間だったのかもしれません。

間奏ののち最後のサビに入っていきます。
ここにくると逆に曲に入りすぎた感が。笑

総じて素晴らしい経験をさせていただきました。
坂本英三さん、Tightropeのおふたり、西宮GALWAYのみなさま、ご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。

今日も見てくださりありがとうございました!

あなたに愛美叫陥な毎日を。

Stay Handsome



坂本英三「魅惑のスター千一夜」in西宮!

ゲスト出演で4曲ご一緒させていただきました。幸せです。

英三さんの演奏は、ご自身がボーカリストだからなのか、とても歌いやすいのです。

英三さん、スタッフのみなさま、みてくれたみなさま、ありがとうございました!

お裾分け

https://youtu.be/LF2i28N4eqw?feature=shared


参加させていただいた4曲

青いイナズマ/SMAP

最後の恋/坂本英三

絶体絶命/山口百恵

永遠の未来/ANIMETAL


幸せでした!


#坂本英三

#西村直人

#ハンサムマンの血統


今日も見てくださりありがとうございました!

あなたに愛美叫陥な毎日を。

Stay Handsome