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こんにちは   絵本好きな主婦

なおたん です



4月とは思えないような気温がつづいていますね



新年度スタートから半月が過ぎて、

新しい生活にも少し慣れて来たところでしょうか?



今回は、規則正しい生活をし、仕事もきちんとこなす!

そんな、ヴィンセントさんのお話





ヴィンセントさんのしごと

乾 栄里子/文

西村 敏雄/絵

福音館書店

32p、27×20cm




対象

読んであげるなら   5才~

自分で読むなら   小学校初級むき





あらすじ

ヴィンセントさんは、毎日決まった時間に起きて、歩いて職場へ向かいます

そして、仕事をして、

終わったら家へ帰って、決まった時間に寝るという

とても規則正しい生活をしています



仕事は、世界中の子ども達から届いた手紙を読んで、

ひとつひとつの手紙の問題を解決することです



今日は、南の島に住む男の子の

「雪がみたいです。雪で遊びたいです。」

という手紙に決めました



ヴィンセントさんは、地図をみたり、

難しい計算をしたり、風向きを調べたり……



さて、南の島に雪を降らせることはできるのかしら?





想像することの不思議な力

日本人作家さんが手がけたとは思えないような、外国の雰囲気漂う絵本だなぁと思いました



街並みやヴィンセントさんの部屋や仕事場

どのページの絵もヨーロッパの「どこか」を思わせます



それは、絵の下に英字新聞のような紙が透けて見えるから 

そんなイメージが余計に膨らむのかも………




規則正しい生活をしているヴィンセントさんは、あまり表情も描かれておらず

一見すると無表情で何を考えているのか分からないし、気難しそうな印象です




しかし、子どもたちの手紙をひとつひとつ丁寧に読み、問題解決をする?というか

夢を叶える?というか

サンタクロースもびっくりするような、

仕事をしている心優しい人なんですよね


人は見かけで判断しちゃいけないわ!





さてさて、南の島の男の子からのリクエスト「雪をみたい!」に答える為

頑張って、計算やらなんやらをするヴィンセントさん




最終的には、えっ!?

と、こちらが驚くようなやり方で解決しちゃいます




こんな風に出来たらいいなぁ

あんなものがあったら便利だなぁ

なんて、

考えたり想像したりして楽しい時間を過ごせたのは、

小さな子ども時代だけと思っている大人は沢山います

私もその一人ではあるけれど………




実は、想像やイメージすることは脳に良い影響を与えるそうです

想像や空想と実際に起こったこと、体験したことの区別を脳は出来ないんだそうで……




例えば、広いリビングに大きな窓があって、日当たりの良い窓辺には観葉植物を置いて……3時には大好きなケーキを食べてお茶を飲むのが私の最高の幸せ!


というように、自分の理想を出来る限り具体的にイメージしてみる




当然空想ですから、現実の生活とは違う訳ですが、脳はそれを判断出来ません

実際体験したことのようにリラックスしたり、幸福を感じたりするそうです




また、不思議とその理想の生活に近づくための行動を、知らず知らずのうちに取るようになるんだとか




潜在意識と顕在意識の割合は、8対2くらいとも言われていて、 

私たちは、ほとんど無意識のうちに行動しているということなんですよね


これまたびっくり!



 つまり、あぁなったらいいなぁ~

こうなりたいなぁ~などと

イメージすることは、

大人にこそ必要な時間ってことなのかも?



忙しい手を止めて、少しだけ空想する時間を持つ

そんな心の余裕も持ちたいですね




ではまた次回

なおたん でした(・ω・)ノシ





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