こんにちは、絵本好きな主婦

なおたん です 



今回は、以前ご紹介した「としょかんランオン」の作者と画家のコンビが贈る 

新しい作品を取り上げました



じんわりと心が温かくなるお話しです



※過去記事はこちら





ネコになりたかったクモのルイージ

 ミシェル・ヌードセン/作

ケビン・ホークス/絵

福本友美子/訳

岩崎書店 

38p、30×26cm




対象

読んであげるなら   3~4歳から

自分で読むなら   小学低学年~





あらすじ

住む所を探していたクモが、1軒の家にたどり着きました

家の中に入ると、隠れるのに良さそうな薄暗いソファーの下に身を潜めました



次の日、目を覚ますと

なんとおばさんが、自分のことを子ネコだと思っています!

おばさんは、ずっとネコを飼うのが夢だったのです



おばさんと遊んだり、朝ごはんを食べたり……次第に、ネコとして暮らすのも悪くないかも?と思い始め

クモは子ネコとして暮らすことを決意します 



ところがある日、おばさんの家にお客さんがやってきて…………





本当の自分を愛してくれる人と出会う幸せ


以前こちらでも感想を書いてる「としょかんライオン」の作者、画家、訳者が18年という時を経て届けてくれた、新しい作品です



今回の主役は、なんと… 

毛がモジャモジャのクモです!!



実際には、なかなかクモと友だちになろうとは思いませんが、この絵本のルイージとなら仲良くなれそうな気がします



クモを「ネコ」として扱うおばさんは、なかなかの強者ですよね

名前をつけて、ネコジャラシで遊んだり、ご飯をあげたり……

きっと、ままごとやごっこ遊びを全力でやるタイプの人に違いない!!



ネコを飼うのが長年の夢だったというおばさんと

そのおばさんの気持ちを想ってネコのフリをする優しいルイージ

心がほっこりします




人は誰しも、他人の前ではちょっと違う自分を演じているものですよね

それは、自分の役目を果たすためだったりもしますから、ある程度必要なことかも知れません



でも、本心ではありのままの自分でいたいと思っているのではないでしょうか?

違う自分を演じることが続いたら、いつか本当の自分が分からなくなってしまうかも……



年を重ねると、いっぱい目には見えない鎧を身に付けて生活していますから、

本当の自分ってなんだっけ?と、よくよく考えないと思い出せなかったりもしますよね

 


そうならないためにも、自分の本音や本心には折に触れて気づいておきたいものですし、

自然体の自分を恐れずに表現していけたらいいですね




ルイージは、優しさから子ネコを演じています 

そして、ネコのフリがちょっぴり楽しくもなってきます



おばさんと一緒にいることが楽しければ楽しいほど、一人ぼっちで暗いところに潜んでいるクモの生活は嫌だなぁという本音に気が付くのです




おばさんとの生活は、普通のクモの生活とは違うかも知れないけれど、

クモだからこうするのが当たり前という固定観念から解放され

ルイージがルイージとして自由に生き始めるということでもあります 



また、おばさんにとっては、ネコが飼いたいという執着を手放して、

ルイージとの幸せな暮らしに気づき、それを選択したということです



本当の自分を愛してくれる人と出会うことの幸せ

ありのままのその人を愛せることの幸せ


どちらも、人生の中ではなかなか難しく、

だからこそそんな人と出会えた時の喜びと幸福は格別なのだと

改めて感じさせてくれるお話しでした 




では、また次回

なおたん でした(・ω・)ノシ









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岩崎書店 ネコになりたかったクモのルイージ




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