前記事 への非公開希望コメントで
「二枚目のスライドの意味が分からない」と
ご質問をいただいたので、少し補足、です。
思春期の多感な子に
「"心"って何?」
と、聞かれたら、あなたは何と答えますか?
・・・・
では、思い浮かんだ答えを、
↓下の「 」に入れて読んでみて下さい。
『あなたの痛みは「 」が原因です』
私が、心因性疼痛という「言葉」が嫌いなのは、
こんなふうに言われたように感じるからです。
・・・・
医学的には、
この受け取り方は間違っていると思います。
でも、私にとって、心とは、
その人が生まれる前から受け継いできて、
歳を重ねながら環境や経験で育まれてくる、
考え方や物の見方、思い、感じ方、
その人そのもの。
もし(医学の専門家では無い、一般の人が)
自分が苦しんでいる痛みについて
「心因性」と言われたら、
自分を苦しめているのは自分と言われたような、
身の置き所の無い悲しさを感じると思うんです。
幸い、私自身にはその経験は無い。
でも、亡き患者さんからのメッセージとして
事あるごとに伝え続けたいと思っています。
たかが言葉の問題、かもしれないけど
言葉が置き換わることによって、
”心”の苦しみが軽くなる可能性があるように思えてならないから。
中島みゆきさん「命の別名」より
以上、文系こじらせおばちゃんの独り言でした←