~糖尿病歴30年の父の膵臓癌闘病記~ By.長女 -3ページ目

~糖尿病歴30年の父の膵臓癌闘病記~ By.長女

実家の父が、糖尿病→糖尿病性腎症→膵臓癌に。

糖尿病で膵臓癌になった方のブログが見当たらなかったので、記録を残しておきたいと思います。


切除後48日目 3月13日(水)


15時過ぎに病院から入電。

処置について説明があるので、直ぐに病院に来てくれと。

詳しい内容は判らぬまま、母と次女が病院へ。


17時過ぎに病院に到着。



T医師より説明。
父は15時前に再出血。
造影剤検査をしたら、腸への血管から出血していたので、コイル寒栓術をするも出血は止まらず…。

もう、延命すべき処置はないと…。




仕事中の私に連絡がきたのは17時24分。上司に話して仕事をあがる。

自宅に状況を報告し、帰宅せず父の病院へ向かうと伝える。


が、、、、、



夫の体調が悪く、頭痛がして体が震えていると。


身を切られる思い…。

病院にいる母に夫の状況を伝え、そちらへは行かれないと伝え帰宅。


真っ青な顔の夫。全身が震え、発汗が激しく…明らかにおかしい状態。
夜間救急をしているN病院へ連れて行く。


胸部レントゲン及びCT・頭部CTを撮影するも異常なし。採血検査をしたところ、血中のナトリウムの数値が低く、低ナトリウム血症の状態。

低ナトリウム血症は、他に病気がある時に出ることがあるから、CT等を撮りましたがどこにも異常なし。
今はナトリウムの点滴で落ち着いてきましたが、これで帰宅してもまた悪くなり就寝中に意識がなくなるような可能性があるため、入院治療と原因を探す為にいろいろ検査をしましょうとなり、入院となった。


病室への移動待ちをしていた23時12分頃、母より着信。


23時09分…父は亡くなったよ。
出血は止まらなかったけど、苦しむことなく…眠るように息をひきとったよ。

今もまだ、眠っているみたいな穏やかな顔だよ。



あー、会えなかった…。ごめんね、お母さん。


電話口で泣いてしまう。



長女は今まで良くやってくれたんだから良いんだよ。

今は旦那さんの方が大事。ちゃんと旦那さんの傍に居てあげて。
こっちはお母さんと次女がいるから大丈夫。

母に言ってもらった。




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