どうも、お久しぶりの照り焼きです！ついにこの日がやってきましたね・・。
これが地球に隕石が落ちてくるだとか、
シチリアンマフィア千人に命を狙われるだとか、
そんなレベルならオレも「グヘへ♪」と笑い飛ばせるんだけどね。
さすがにバレンタインとなると、話は別ですよ。
しかも追い討ちを掛ける様に、親友の鈴木からメールが・・。
「よっ（＾＾）なおきはチョコ貰えたのか？」
・・・カチッ（マイルドセブンに火を点ける）
彼は未だに義理とか人情を大事にする古臭い男だと思っていたけど、
その認識は間違っていたね。
彼女がいる事、そして一個のチョコがこれ程までに人を変えるとは、
誰が思いますか？
確かにオレは貰ったよ。
会社のおばば（８５歳）がパチンコで取った、アポロチョコを・・。
オレはそれを噛み締めたね、涙に打ち震えながら。
無論、今日は一日中マンションの郵便受けでチョコを待ったよ。
もしかしたら届くかも？そう信じ続けて。
「いつも見ていました・・・あなたを！！」
そんな手紙が同封された手作りチョコが届いたら、
オレはその言葉の真意を確かめずに食ったでしょう。
しかし、そんな事は無かったね。
小学校時代はモテモテで「ヤリ〇ン」とまで言われていた自分なので、
今の状況はキツイです。
しかもあの鈴木が、いくらシーサーにそっくりな彼女といえども、
チョコを貰えた事・・・これは最悪のシナリオですよ。
・・・ふぅ～（煙を吐き出す）
まぁ、今日の自分はもう味とか分かりませんからね。
深夜番組で見た、恐るべき料理を発動させていただきます。
「☆チョコ焼きそば☆」
もう言葉は要らないでしょう。
これがオレの選んだ答えです。
では、料理の前に辞世の句を読ませていただきます。
「何も聞こえない、何も感じない、これが自由か・・・」
用意するモノは簡単だっ！
チョコとインスタント焼きそばっ！そして、ほんの少しばかりの勇気っ！
ただそれだけっ！
①まず最初に、チョコを粉々に砕きます。
今回はオレの正義の鉄拳で砕きましたが、
包丁で細かく切っても良いでしょう。
②カップ焼きそばを作ります。
このまま食べても、美味しいモノですが・・。
③そして先ほどのチョコを上に乗せまして、まぜまぜします♪
よし、勇気を振り絞っていこう！
大丈夫だから、どっちも普通に美味いモノだから！
１＋１は＝２だね？
じゃあ５０×３０×０はいくつになる？
その答えが、今・・・！！
④「緑色のピカチュウ、緑色のピカチュウ・・・！」
オレはひたすら邪念を捨て、念仏を唱えて混ぜました。
そして３０秒程経ち、覚悟を決めてそれを口にしました。
（モニュッ）
～～～～？？～～～！！～～！？
なんじゃこりゃ～～～！普通に美味いです。
とろっとしたチョコが、デミグラスソースみたいな味わいで・・。
プリン焼きそばの時もそうだったんですが、麺の舌触りが良くなってるね。
⑤一口食べたらこう言うよ「う～～～～～～ん☆」
これはマジでイケます。
⑥綺麗に全部食べちゃったけど、さすがに食べ終わると気持ち悪いかな。
胸焼けが凄いというか。
～～～～グッ！！
ゴフッ！ゴフッ！・・・ズズ（白ワインを飲む）
いや～～♪今日の料理はどうでしたか？
最初はオレもふて腐れていたんですけどね、
たまにはこういうメニューもありかなと思います。
全く違う性質のモノ同士が、こうして出会い、そして一つの味になるなんてさ。
まるでそれは、恋みたいだなって思うよ。
そう、偶然の出会いとは、いつ訪れるか分からないからね・・。
昨日まではすれ違うだけだった人が、運命の相手になるかも分かりません。
オレもいつか、夏川りみ似の美女と付き合える様に頑張りまっす♪o(^▽^)o
