夫がわたしの顔をのぞき込みながら


『毎日幸せだね〜。〇〇ちゃんはどう?』

 

 

コーヒーを淹れてくれる。



 いいかおり。


 

『うん♡

こんな風に家族で過ごせるなんて幸せだな〜。』

 

 

 

今日は、家族に見守ってもらい朝寝坊。

 

 

 

日曜日の遅めの朝ごはん。

 

 

 

夫の作ってくれたコーンフレークとバナナとラブリーなうさ耳の林檎ヨーグルト。

 

 

 

そして、

 

 

 

娘が作ってくれたバターが沁みたフランスパンとリンゴをかじる。

わたしは夫の肩に頭を置く。

 

 

 

心が通じ合ってるのがわかる安心感。

 

 

 

おだやかなオレンジ色と淡いピンク色の光が

心の中をキラキラ輝く。

 
 
 

あ〜夢が叶ってる。


幸せな家族がずっと作りたかったんだ・・・。

 

 

 

 

【DV・モラハラ・され妻だった私が大好きな人と再婚するまで。せきらら世界ストーリー①】

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

約7・8年前のこと・・・

 

 

私は真っ暗な世界に生きていました。

 

それは、絶望の日々。

 

 

 

寒い夜。

 

 

 

裸足で走っていた。

 

 

 

靴を履いている暇もなくて

 

 

 

とにかく素早く外に出て走るしかない。

 

 

 

靴を履いていたら、また、捕まって殴られていただろう。

 

 

 

泣いて。泣き叫んで動けなくなる自分になってしまう。

 

 

 

田んぼの真ん中にある柵のない

 

 

 

線路の前で立ちすくんでいた。

 

 

 

もうこの世界をやめたい。

 

 

 

走っている足が痛いなんて思わない。

 

 

 

それよりカラダ中の神経がビリビリとしびれているのを感じた。

 

 

 

顔がビリビリしている。

 

 

 

涙が出るのは、まだこの世界に未練があるからだ。

 

 

 

そう思うほど感情はおかしくなっていた。

 

 

 

ビリビリしているこの感覚は何度も味わっている。

 

 

 

1歳半の娘は家で寝ている。

 

 

 

娘の為に生きよう。

 

 

 

もうそんな気持ちも、なくなっていた。

 

 

 

私が生きている方が、娘を不幸にするとさえ思っていた。

 

 

 

そうしているうちに、線路にいつまでも電車が来ないことに気づく。

 

 

 

その夜はもう電車の走っている時間ではなかった。

 

 

 

それに気づいた時、運命がわたしに生きろ。と言っていると思ってうれしかった。

 

 

 

それから1年・・

わたしは自分に問いかけていた。

 

 

 

浮気・モラハラ・DV・浮気相手からの妊娠宣告電話・娘の誕生日の浮気旅行

 

 

心はもうグチャグチャだった。

 

 

 

この人生を終わらせたら、そのあとどうしたい?

 

 

 

 

『沢山の人を幸せにする人生にしたい。』

 

 

『自分の命をみんなの幸せの為に使いたい。恩返しをする人生にしたい』

 

 

『誰かの為に我慢せず、好きなことを思いっきりする』

 

 

『最高の旦那さんと最高の結婚をして幸せな家族と過ごす自分になりたかった』

 

 

 

 

そう思った時、

 

 

 

この人生をアイツの為に終わらせるなんて悔しい。

 

 

 

旦那が怖くて、旦那の顔色を伺って、旦那のの言葉と行動に傷ついて・・・

 

 

 

そんな風にあの人に振り回されている人生をこのままで終わらせたくないと思った。

 

そうだ!!!!!!

 

 

 

この人生を今終わらしたことにして

 

 

 

一から生き直そう。

 

 

 

そう思った時。

 

 

 

私の第二の人生は始まった。

 

 

真っ暗な世界から

 

 

遠くに明るい太陽の光が挿しているのが見えた。

 

 


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世界観2に続きます。