その日は風が強かった。確かに作業もしにくいほど。
間引きの後、一鉢に一本ずつとなったマメたちはますますヒヨヒヨに見えた。強い日差しの中強風に煽られ、根元からぶんぶん振り回され、いくら土寄せをしたとはいえ何とも頼りなさげに見えた。そこで、割りばしを差して支柱を立ててみたのだ。 
間引き、土寄せ、たっぷりの水やり、さらに支柱まで立ててあげることができた私は大きな充実感と共にベランダを後にした。
しばらくして、またわくわくしながらベランダのマメたちに目をやると。

なんたること!

一本折れてるーショック!ショック!ショック!

支柱を立てたはいいが長さが短かったため、足りない部分からポッキリ折れていたのだ。なのであわてて割りばしを延長し、折れた部分は特に念入りに支柱に固定する。
大丈夫だろうか、ちゃんと再生してくれるかな。

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夜になってまた見たら、ちゃんと水揚げしてる様子。あーよかった。ごめんね、マメたち。

7月14日、やたらヒヨヒヨしてしまったマメたちが心配で毎日眺めていたら、とっくに間引きのタイミングを迎えていた。あら大変、うっかり。

キットの説明書きによれば、「双葉が開いて次の本葉が見えてきたら、元気そうな一本を残して間引きをしましょう。」…、本葉もとっくに開いちゃってるよ、だからヒヨヒヨなのかな?

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元気そうな一本って、みんなほとんど同じヒヨヒヨ具合。ただ、発芽と同時に子葉が落ちてしまった一本は、その後大きくなれなかった。(子葉でいいのだろうか、種のマメが二つに開いた部分。サケで言えば、稚魚が卵から孵った後もしばらくお腹につけているイクラの部分に相当するところ。栄養がつまっているんだろうなぁ。取れちゃったらまるで成長できないなんて、悲しい。)

だいたい間引きって言葉、どうにかならないものか。間引きって、大昔に農村部とかで子供がたくさん産まれたから口減らしのために…ってあれでしょ。今の時代に響きが悪すぎる。かわいいかわいいマメたちを泣く泣くプチっとハサミで切るつらさは確かに間引きかもしれないけどさ…。

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元気そうな選ばれし三本のマメたち!がんばって大きくなれよ~クローバー

私のいない間に勝手に発芽してしまったマメたちクローバーすくすくと成長している。

形としては、一番下にタネが開いて、次に双葉、そして本葉が出てくる。おもしろいなと思ったのは、本葉が三枚出てくるところ。

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すべてのマメたちがみんな本葉を三枚きれいに出してる。これは発見だなぁ。

ただ、気になるのはキットについていた説明書きの写真に比べてマメたちが妙にヒョロヒョロ伸びてしまっていること。背丈なんて三、四倍はありそう。大丈夫だろうかしょぼん