その日は風が強かった。確かに作業もしにくいほど。
間引きの後、一鉢に一本ずつとなったマメたちはますますヒヨヒヨに見えた。強い日差しの中強風に煽られ、根元からぶんぶん振り回され、いくら土寄せをしたとはいえ何とも頼りなさげに見えた。そこで、割りばしを差して支柱を立ててみたのだ。
間引き、土寄せ、たっぷりの水やり、さらに支柱まで立ててあげることができた私は大きな充実感と共にベランダを後にした。
しばらくして、またわくわくしながらベランダのマメたちに目をやると。
なんたること!
一本折れてるー



支柱を立てたはいいが長さが短かったため、足りない部分からポッキリ折れていたのだ。なのであわてて割りばしを延長し、折れた部分は特に念入りに支柱に固定する。
大丈夫だろうか、ちゃんと再生してくれるかな。

夜になってまた見たら、ちゃんと水揚げしてる様子。あーよかった。ごめんね、マメたち。




